国名
ブラジル連邦共和国 (Federative Republic of Brazil)

ことば
ポルトガル語  
・歴史
 1500年、ポルトガル人の漂着をきっかけにポルトガル領に。サトウキビのプランテーション労働力として、多数のアフリカ人労働者が連れてこられる。17世紀後半から18世紀にかけては、ダイヤモンドや金鉱山が相次いで発見され、空前の「ゴールドラッシュ」となった。
 1808年、フランスが「本国」ポルトガルに侵攻したことにより、ポルトガル王室がリオデジャネイロへ。国王が帰国したのち、1822年にポルトガル王子が「ブラジル皇帝」を名乗ってブラジルの独立を宣言。1888年には共和制へと移行した。1964年のクーデター以後軍事政権下にあったが、1985年に民政移管。現在は、ストリートチルドレンの増加に代表されるような、「世界一」とも言われる貧富の差の拡大が大きな問題となっている。

イグアスの滝スペシャル
リオデジャネイロでオリビア号を一時下船し、世界最大といわれるイグアスの滝を訪れた。滝の間近まで行くのはもちろん、ヘリコプターに乗って、近くからでは見る事ができないその全貌を上空から見下ろす、大満足の欲張りコース。

素顔のカリオッカに出会う
「リオのカーニバル」をはじめ、華やかなイメージの強いリオデジャネイロ。いっぽうでここは、「世界で最も貧富の差が激しい街」だともいわれる。決して経済的に豊かではない中、力強く前向きに生きるカリオッカ(リオっ子)たちと交流を深めてきた。

ブラジルEIC(情報技術と市民権のための学校)訪問ツアー
ブラジルを中心とする南米の国々で、スラム地区などに暮らす人々へのコンピュータ教育を進めるNGO、CDI(情報民主化委員会)。情報技術の有無による社会的格差をなくすことをめざしてCDIが運営する学校「EIC(情報技術と市民権のための学校)」を、水先案内人でCDIの支援運動にも取り組むジャーナリストの下郷さとみさんとともに訪れた。

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