欲張り市内観光とリバークルーズ
石油と天然ガスで潤う「お金持ち国家」ブルネイ。その首都であるバンダルスリブガワンの街を訪れた。モスクや宮殿、博物館をめぐり、水上集落では家の中を見せてもらったり、「欲張り」な1日になった。
世界でも指折りの「お金持ち」と言われるブルネイ国王の個人資産で立てられたという、ジャメ・アサール・ハサナル・ボルキア・モスク。一度に約4000人もの人が入ることができるという。床や柱は全て大理石でできている。
午後は数世紀の歴史を持つという水上集落を訪れた。ブルネイ川の上に大きな集落が浮かんでいる不思議な光景は、いまやブルネイの「名物」としても知られている。集落の中には学校、警察、消防署まであり、病気になっても看護婦さんがいるから、人々が「地上」に行くことはほとんどないのだそう。
水上集落の中の一軒、アジザイさんという方のお宅におじゃまして、お茶とお菓子をいただいた。家の中にはテレビなんかもあって、「普通」の家と何ら変わらない。家によってはコンピュータやカラオケを持っているところもあるそうだ。
(戸塚健)
ムアラ寄港地レポートインデックスへ東京→シンガポールインデックスへ