13〜15世紀には中国船、アラブ船の寄港地として賑わう。17世紀からオランダ、イギリス、遅れてフランスが進出し、勢力争いを繰り広げた。結局19世紀に、イギリスがインド全域を支配下に置き、その直接統治による「インド帝国」を成立させた。
マハトマ・ガンジーらの独立運動を受けて、第二次世界大戦後に独立。しかし、宗教上の対立から、同じイギリス植民地だったパキスタンとは分離しての「独立」となった。北部カシミール地方の帰属をめぐってなど、現在も両国の対立は続いている。1998年にはインドが、続いてパキスタンが核実験を強行し、世界に衝撃を与えた。2001年に行われた首脳会談も、妥協点を見出せないままに終了したといわれる。
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