究極のカレー交流
「インド人って毎日カレーばっかり食べてるの?」そんな疑問を抱えつつ、行ってきましたインドの村へ。こちらがごちそうになるばかりでなく、私たち日本人にとっての「カレー」も作って一緒にお食事。ここケーララが発祥の地といわれるスポーツ「カバディ」も体験し、「究極の文化交流」がここに実現!!
ボートに乗り、小さな島Philipkutty`s Farmへ。歓迎の意味を込めたサンダルウッド(白檀)の粉を額につけてもらったら、ヤシの実ジュースやジャングルの葉で作った煙草が差し出され、いたれりつくせりの歓迎を受けました。
農園内のココナツヤシを使い、「収穫」歴35年という方によるココナツ取りの実演も。
まずは村の人々によるカレー作り。気になる本家のカレーレシピを確認したら、続いてピースボートから日本のカレー作り(?)を披露。日本から持ち込んだ「ジャワカレー」を調理する様子に、村の人々も気になるらしく、興味深げに鍋の中をのぞいていました。
満足げなピースボートの参加者でしたが、気になるのが村の人々の評判。「まあ食べられるよね」ってそれは口に合わないってことでしょうか?
その他にも、バナナの葉の上に盛られた約10種類の具とごはんを、インド式に右手を使って混ぜていただきました。もちろんその味には大満足。
食事の後は運動でいい汗を、という事で噂の「カバディ」にいよいよ挑戦。これは、相手の陣地に「カバディカバディ」とブツブツ言いながら、鬼ごっこのような、ボールを使わないドッジボールのような、そんなスポーツ(?)。あえなくピースボートチームは負けましたが、とにかく選手もギャラリーも大盛りあがりでした。
チャイを飲み、一息つく間もなく帰る時間がやって来た。別れを惜しみつつもボートに乗り込み、ありがとうの気持ちをたくさん込めて、みんなで「ナンニー!(ありがとう)」と何度も叫びました。
(澤田)
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