6月14・15日  ▼「野生の王国」サファリ満喫
ツァボ国立公園は、ケニア最大の国立公園。その総面積は約2万800平方km。日本の四国よりも一回り大きいという。約60種類の哺乳類と500種を超える鳥類が生息し、とくにアフリカ象の大群が見られることやサイの「聖域」があることで広く知られている。眺望の良いロッジに宿泊し、2日間にわたってサファリを満喫した。
8台のバンに分かれてツァボ国立公園へ向かう。約3時間の道のり。公園の入り口近くになると、道ばたにヒヒが。
次に現れたのはシマウマ。道路のすぐそばで草を食べている。道路の近くにいた方が肉食動物に襲われる危険が少ないそう。
公園に入って最初に現れたのはインパラ。シカによく似ているが、ウシ科だそう。オス一頭に対してメスが数十頭の群れを作っている。インパラは公園内の色々な所で見られた。
道路の脇には、ぽつぽつと1メートルぐらいの高さの蟻塚が見られた。この辺りにいる蟻は夜行性のため、昼間は蟻塚の中で眠っているという。
ツァボ国立公園は、象の大群が見られることでも有名。また、この辺りの土は赤土のため、土浴びをした象の体が赤く染まる。そのため、ここの象は『ピンクエレファント』と呼ばれる。私たちが出会った『ピンク・エレファント』は、耳をパタパタさせながら悠々と歩いていた。
キラグニ・ロッジに到着。わらぶき屋根でテラスからの眺めは最高!広大なサバンナや遠くの山々を眺めることができる。庭にある水場にシマウマやインパラ、ヒヒなど様々な動物が水を飲みに来ていた。心地いい風が吹き抜ける中、ちょっぴり優雅な気分。
テラスからの夕日。ちょうどゾウが水を飲みに来ていた。ゾウはこの後、近くにある岩にお腹をこすりつけていた。かゆかったのかな?
朝6時半から早朝ゲームドライブ。キリンの姿が見える、その向こうに朝日が昇ってきた。
朝食を食べているとバッファローとイボイノシシがロッジの庭へ水を飲みにきた。
キラグニ・ロッジから12kmのところにある泉、ムジマ・スプリングス。この泉からのパイプラインがモンバサまで続き、水道水に利用されているそうだ。ワニやカバが気持ちよさそうに泳いでいた。
マサイキリン。模様がギザギザになっている。体長4mもあるキリンが数頭で走る姿はすごい迫力。
モンバサへの帰り道、とびきり大きなバオバブの木を発見。バオバブはツァボを代表する木で樹齢1000年を越える巨木があちこちに点在していた。
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