6月21日
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女性プロジェクト訪問
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エリトリアの女性たちの自立を目指して活動するNGO「エリトリア女性連盟」を訪問。女性たちが作ってくれた伝統料理「インジャラ」をごちそうになりながら、その活動について話を聞いた。女性連盟では。「女性たちに自分の持っている権利をきちんと把握させること」を目的に掲げ、男女の待遇の平等、出産や育児のための休暇の保障、女性や子どもたちが暮らしやすい環境をつくることなどに力を入れているという。
エリトリアの民族衣装をまとった女性たちが、「エリトリア流」の、独特の歓迎の声をあげ、ポップコーンを投げて出迎えてくれた。
エリトリアの伝統的な家庭料理、インジャラ。女性が混ぜているのはその生地で、「テフ」という穀物の粉を練って発酵させたものだという。これを薄くのばして焼く。
焼きあがったインジャラ。発酵させてあるだけあって、かなり酸っぱい!
これを主食に、肉や魚などの料理を包んで食べる。
昼食の後、エリトリアのダンスを教えてもらい、みんなで一緒に踊った。
藁のようなものでベルトや帽子を編む女性たち。女性連盟では、女性たちの経済的自立のために、こういった技術訓練も行っている。
最後に、今日のお礼も込めて、ピースボートから支援金が贈られた。
(鈴木亜紀子)
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