5月30日  ▼ベトナムの孤児院訪問
ベトナム・ホーチミンから車で一時間。日本人男性が孤児救済の為に開設した孤児院「有隣園」を訪れた。ここでは、たくさんの子どもたちが、学校に通ったり、職業訓練を受けたりしながら共同生活を送っている。
まずは何グループかに分かれて、いくつかの部屋を訪問。この部屋では、お絵かきや折り紙などを使っての交流となった。珍しい日本のおもちゃに興味津々の子供達。
男の子達の間で、今いちばんの流行はサッカーだとか。炎天下の中、広いグラウンドで、子供達と体と体の交流を思いっきり楽しんだ。
ここでは、卒業後の子供たちの自立を目指して、農作業や木工、ミシン縫いなどの技術を身につけるための職業訓練も行われている。この少女も、ミシン縫いはプロにも負けない程の腕前だ。
私たちの訪問を記念して、柿の木の植樹が行われた。この木が実をつけるはずの8年後に、またここを訪れることを約束する人も。
食事の後は大きな広間に集まって、歌や踊りの交流会。自分たちで作ったおもちゃを使って交流する「もみじの手」プロジェクトが、大きな布に子供たちの手形をもらって、記念とした。最後はみんなで記念写真を撮影。帰りのバスの中では、思わず涙ぐむ参加者の姿もあった。
(長岡)
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