7月22・23日  ▼キューバの魅力まるごと体験
モロ要塞から真っ青なカリブ海を眺め、スペイン時代のコロニアル様式の建物が立ち並ぶ旧市街を散策。その後、革命博物館にてキューバ革命の背景を検証した。作家ヘミングウェイが愛したレストランやホテルなども訪れた。
モロ要塞全景。正面から見るとそれほど大きくはないが、灯台は現役で活躍中で、ここを通過する船の目標となる重要な場所である。
モロ要塞を上から臨む。使われなくなった大砲に、革命の歴史を垣間見ることができる。
キューバ革命の象徴でもある革命博物館。革命前は首相官邸として使われており、内外の装飾がきれいな建物だった。ゲバラやカストロの活躍だけでなく革命前後の詳しい資料がたくさんあり、革命によってキューバがどれほど変わったか、その背景を知ることが出来た。
世界遺産にも登録されている旧市街の旧国会議事堂。隣にある劇場とともに旧市街でも有数の美しい建築物といわれ、植民地時代の面影が残っている。
キューバをこよなく愛したヘミングウェイがお気に入りだったレストラン。漁が盛んなことで有名な、ハバナ郊外のコヒマル村にある。ヘミングウェイ自身も釣り好きとして有名で、釣りの大会に出たこともあるそう。私たちが訪れた時も、近所の子どもたちが釣りをしていた。
翌日はヘミングウェイ博物館を訪れた。名作「老人と海」を執筆した書斎がある。緑に囲まれた静かな別荘という感じのたたずまいであった。
(斉藤隆行)
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