7月3日
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ふだん着の家庭訪問
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オリビア号を降りてバスに乗り込み、向かったのは周りを山に囲まれた小さな村、リュバチ村の一軒のお家。到着するとすぐにハーブ酒がつがれ歓迎の民族音楽の演奏と踊りが始まった。近所の村人も集まってきて、和やかな雰囲気の中、料理が運ばれてきた。どれもこの家で作ったものばかりだそう。特に山羊の乳から作ったチーズや赤ワインなどは絶品で参加者は何回もおかわりをしていた。
リュバチ村には22家族、85人の人たちが助け合いながら暮らしている。ここではすべてが自給自足。自然に恵まれていて、穏やかで静かな時間が流れている。
村の人がギターとアコーディオンでクロアチア伝統の音楽で迎えてくれた。音楽のリズムにのって訪問先のご夫婦がダンスを披露してくれた。参加者からも自然と手拍子がおこる。
自家製のベーコンを串刺しにして火であぶる。それをフランスパンに挟んで食べた。油がしたたり、塩味がきいていて、参加者から「おいしい!!」という絶賛の声も。
村の人も浴衣、はっぴを着て一緒に記念撮影。見るのも初めての和服にテレながらも、笑顔は絶えなかった。彼らの笑顔は忘れないことだろう。
(近藤藤緒・高橋文)
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