7月30日
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マヤ遺跡・ティカル
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エルサルバドルの隣国グアテマラに残る、マヤ最大の遺跡ティカルを巡った。国立公園に指定されたジャングルの中に、突如現れる巨大遺跡の姿に圧倒された。
チャーター機で約45分の短いフライトを経て、グアテマラ共和国のフローレス国際空港に到着。上空からは、グアテマラのジャングルや湖などの大自然を楽しんだ。
ティカルのシンボル的存在であるI号神殿。高さは51m、ティカルの6つの神殿の中では4番目の高さだが、復元された建物の中では一番美しいといわれている。上部の神殿入口に巨大なジャガーの彫刻が発見されたため、「大ジャガーの神殿」とも呼ばれている。
IV号神殿からの眺め。地面から飾り屋根の頂上までは70mと、この遺跡群の中で一番高い。ここから見るティカルの景色は圧巻。ジャングルの地平線が緑の弧を描いて広がっている。高さ30mものジャングルの樹木のさらに上へ高くそびえる神殿群は、神秘的としかいいようがない。時間を忘れてこの荘厳な景色を堪能した。
マヤの観光拠点となる、ペテン・イツァ湖に浮かぶ小さな島、フローレンスの街並み。しばし「現代グアテマラ」の散策を楽しんだ。
(篠原哲雄)
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