6月11日
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赤道祭
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6月11日午後12時59分21秒、オリビア号は赤道を通過した。赤道通過を記念して、赤道祭が行われた。第1部では、優勝商品として提供された、ピースボートが今年8月に行う「南北コリアクルーズ」のチケットを獲得するため、星座ごとに分かれた12チーム対抗で、○×クイズ、そうめんの早食い、筋肉番付などが行われた。日が暮れてからの第2部は盆踊りから始まって、UPA援助チームの主催する「赤道ジャンボ宝くじ」の当選者発表など。特製の屋台も設けられてまさに「お祭り」。明け方まで盛り上がった。
星座ごとに12チームに分かれてゲーム開始。優勝商品は「第34会ピースボート南北コリアクルーズ」!最初は○×クイズ。「プロ野球の王監督の血液型はO型である。○か×か?」などの問題が、回答者を悩ませた。
1分間にバナナを何本食べられるかを競う「バナナの早食い競争」。なんと8本ものバナナを平らげた参加者も。
バナナの早食い競争に用意したバナナは100本。当然1分では食べらない。余ったバナナを売って、援助募金に寄付しようと、「バナナのたたき売り」が行われた。
今度はそうめんの早食い競争。しかし普通に食べるのではなく、二人羽織での早食い競争。参加者は服の汚れも気にせず、どんぶりにいっぱい入ったそうめんを必死になってほおばる。
腕立て伏せ、腹筋、スクワットの回数で勝負する「筋肉番付」。なんと腹筋80回をやりとげた女性参加者がいれば、腕立て100回以上・スクワット300回以上という記録を叩き出す参加者も。その健闘に会場は拍手喝采。
熱戦の末、優勝したのは「しし座」チーム。そこでしし座のメンパーでもう一度○×クイズをおこない、優勝者一名を決定した。優勝したのは石田まゆみさん。
第2部は盆踊りから始まった。ゆかたやはっぴを着た参加者が、輪になって「炭坑節」を踊る。飾り付けの提灯や和太鼓の音が、祭りの雰囲気を盛り上げる。
赤道祭のために屋台が作られた。お好み焼きや焼きそばなど、「お祭り屋台」の定番メニューが売られた。
UPA援助チーム主催の「赤道ジャンボ宝くじ」。オリビアが赤道を通過する時刻を当てる宝くじで、その売り上げの半分は当選者に、後の半分はエリトリアの難民キャンプへ義援金として届けられる。見事当選したのは「松井捨次」さん。賞金の422ドルは、飲み代に消えたとか消えないとか…。
日頃船内で練習している「南中ソーラン」が披露された。ソーラン節をアレンジした、かなりハードな踊り。黒い衣装に身を包んでの踊りは迫力満点。
水先案内人の「寿」の歌に合わせて、沖縄の踊り「カチャーシー」をみんなで踊る。その後も「寿」の曲「我ったーネット」に合わせた炭坑節や、マンボなどを踊り、赤道祭は明け方まで続いた。
(森一成)
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