6月9日  ▼サダコの部屋(1) 酒寄健治さん
テレビ番組「徹子の部屋」のオリビアバージョンとして始まったこの企画(「サダコ」とは会場となったバーの名前)。毎回、参加者をゲストに招いてお話を聞く。第一回目のゲストは酒寄(さかより)健治さん。今回いっしょに乗船されている奥様の豊子さんは、脳卒中で倒れて一時は半身不随となったという。10年以上にわたるその介護の日々を振り返っていただいた。
ある日突然豊子さんが倒れ、病院まで連れて行ったときのこと。手術後、チューブにつながれた姿を見て ショックを受けたこと。命はとりとめたが重い障害が残ったときのこと。リハビリを重ね、10年かけて歩けるようになったこと。毎日心を込めて介護してきたこと。
「声が出て『おはよう』『ありがとう』と話せるようになった時は本当に嬉しかった。言葉は命だと思いました」船内では、家の庭に咲く花を撮った写真の展示もおこなっている酒寄さん。下船後は「このクルーズで世界中の子供達を撮って写真展を開きたい」、「車椅子の妻といっしょに世界一周をした、という体験を本にして出したい」と語ってくれた。
(小原恵梨子)
B型集まれ!
B型集まれ!と言われて調子に乗って(?)来てしまった20数名の参加者。夜も更けてお酒が入り、盛り上がるネプチューンデッキで、円になり、妙な雰囲気の中、自己紹介しあう。紹介ついでに性格診断。ほとんどの人が、マイペースだったり、自分勝手だったり、負けず嫌いだったり、といった、世の中の「B型評価」には納得するとのこと。最後に「全員B型」の記念撮影をおこない、会は終了。このB型集団の今後の活動はいかに?
(斉藤隆行)
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