7月17日 ▼え?キューバ化計画〜本格編〜
/ペッカー(パーカッショニスト)、ドミンゴ・パウ(サルサダンス講師)
ルシアナ・ミヤサカ(キューバ日系人会会長)
ペッカーさん、ドミンゴ・バウさん、ルシアナ・ミヤサカさん、3人の水先案内人による、キューバ音楽と踊りについての講座。チャチャチャ、マンボ、ソン、サルサ…そしてキューバの伝統音楽のルンバ。これらの音楽を、実際に聴きながらペッカーさんに解説していただき、ドミンゴさんとルシアナさんにも、見事なダンスを披露していただいた。
「みんながサルサ、サルサというのは多分踊りの様式のことを言っていて、サンバと同じような感覚で見ているんだと思います。が、サルサという踊りは、はっきり言うとありません。サルサとはむしろ、踊りにとどまらない全般的なムーブメントと言えるでしょう。“俺達も生きているんだ”というような群衆の叫びを表現する手段をサルサと名付け、それが世界に広まったのだと思います。
サルサという言葉はもともと『ソース』の意味。生活がマンネリ化したり、だらけたり、嫌になったときに、サルサを踊って、ピリッとした味を生活に反映しよう、というわけですね。まあ、人生のソースというところでしょう。」
(稲冨ひろみ)
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