7月16日 ▼お笑いキューバ占領計画/高橋真樹(ピースボートスタッフ)
「キューバ革命」をわかりやすく紹介するための自主企画。3人の怪しげな格好をした企画者たちが、「帝国軍」と称して登場。アメリカがキューバ革命前後にどのようなことをしたのか、さらに革命後にアメリカがキューバに行ってきた制裁について、漫才調でわかりやすく解説した。
「アメリカはキューバに対して、経済制裁やメディアによる否定的宣伝だけでなく、『キューバを民主化する』という法律を勝手に作ったりするんですよ。例えば、この船はキューバに行くから、アメリカに入港することはできないんです。ピースボートでは北朝鮮にもリビアにも行きますね。そうするとどちらもアメリカに敵対する国だから、下手するとピースボートは一生アメリカには寄港できません。結局、キューバ革命前、キューバを『属国』のようにして利益を不当に貪っていたアメリカが、その利益を奪われたことに逆ギレしているだけなんですよね。」
(斉藤 隆行)
ヤンキーVSヤンキー嫌い討論会
この船に乗船するまでレディースの総長だったという久保田藍さんが企画した、「ヤンキー討論会」。「ヤンキーが嫌い」という出席者がその理由を語る一方、「元ヤンキー」という人は、これまでやってきたさまざまな「悪行」を克明に説明してくれた。
久保田さんによると、ヤンキーとは「熱い思いを持っているんだけど、一人では生きていけない弱い人」とのこと。日頃話をする機会のない顔ぶれが、お互いに意見を言い合い、時間を延長してヤンキーについて熱く語りあった講座となった。
(磯部弥一良)
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