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かつての南アフリカで『反アパルトヘイト』を闘う人々を支えたのは、どこからともなく生まれ、人から人へと口伝えられていった多くの『歌』だった。そのなかでも「アフリカに神の祝福あれ」という意味を持ち、新生南アフリカの国歌にもなったのが『コシシケレリ・アフリカ』。明日入港するケープタウンで開催される、大規模なフェスティバルで披露しようと重ねてきた練習も今日で最後。モンバサ出航後、「南アをもっと知りたい」、「楽曲がすばらしいから」といった理由で練習を開始した総勢40名が上下2つのパートに分かれ、本番さながらの大合唱を行った。
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