1月31日
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ブリッジツアー
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地球一周の航海が始まってはや16日目、「船ってどうやって動いているのか知りたい」という希望に答え、OLVIA号のブリッジ(操舵室)見学が20名限定で行われた。
「ブリッジ内は重要な計器類がありますからご注意下さい」という最初のインフォメーションに、参加者は慎重な面もちでブリッジへと足を踏み入れた。本船「クルーズコンサルタント」の徳元さんより船にまつわる様々な説明を受けた後は、「船ってこうして動いてたのね」と興味津々の様子で写真撮影。
※ちなみにこの写真、車で言うところの「ハンドル」にあたる物。案外小さくてカワイイでしょ。
(生間)
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私が闘ったアパルトヘイト〜南アの抵抗運動〜
/アリソン・マスターズ(AfriCuitural Tours主宰者)
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約40年もの間続いたアパルトヘイト(人種隔離政策)について、国民がその時代をいかに生き抜き、闘ってきたかを自らが受けた拷問の様子を再現するなど臨場感あふれる手法を交えながら、その当時の思いを、そしてこれからの南アフリカについて語っていただいた。割れんばかりの拍手で終了した、聴講者を引き込むすばらしい講座となった。
「人種によって教育、結婚、仕事、住居など、その全てが区別され、その上私たちは法律により、さらにがんじがらめにされてゆきました。それでも、学生をはじめ幼い子供までも含む黒人たちは『将来の国のためならば命も惜しくない』と、死ぬことさえも覚悟した上で、それら抑圧に抵抗してゆきました。
1985年には国内はまさに戦争状態となりました。大統領自らが『とにかく撃て!!』との指示をだし、私たちが石や棒で抵抗するのに対し、銃や生物兵器までが使用されたのです。しかし、1989年のボタ大統領退陣を転機にこの流れは大きく変わります。次期大統領選出にあたり、世界中から経済封鎖などの制裁が加えられたのです。そして、それを機にネルソン・マンデラは1990年2月10日、実に27年ぶりに釈放されました。これこそ待ちに待った民主主義の始まりだったのです。
その後、国民は初めて自らの投票により政党を選択することが出来ました。黒人、白人、インド人と人種を問わず全ての人たちにより投票がなされたのです。そして1994年5月5日、ネルソン・マンデラは初の黒人大統領に選出されたのです。
最後にマンデラの大統領就任時の演説を簡単にではありますが紹介させてもらいます。『自由へとつながる簡単な道はない。たった一人では成功は得られない。ゆえに私たちは一緒になって歩まなければならない。国民の和解のために、国を築くために、新たな世界を築くために。』」
(生間)
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