1月29日  ▼フラミンゴ海賊現る〜映画チーム〜
「海賊が頻繁に出没する」と言われるマラッカ海峡を何事もなく通過したのもつかの間、午後3時30分からのアフタヌーンティに突如現れたのは、海賊『フラミンゴ』一団。乗船者はその突然の出来事に身を凍らせた…というのは冗談ですが、これは今回ピースボートとしても、そして映画界としても異例の試み、地球一周の洋上で撮影をする映画『ON THE BOAT』に登場するキャストの面々。
見ての通りそれぞれ個性的なキャラクター設定がされているのだが、なかには普段と変わらない、そのままのキャラクターで通用している者も。「海賊」たちは、「記念撮影してもいいー?」の声に、いかつい表情をしながらも快くこたえていたのであった。順調に滑り出した撮影の今後の報告に乞うご期待!!
(生間)
歴史海道をゆく/金丸知好(自由文筆家)
私達のオリビア号は、マラッカ海峡を超え、ただいまインド洋を航海中。次の寄港地アフリカのセイシェルまでは1週間。せっかく海の上にいるのだから…ゆったりと長い航海の間に大航海時代に思いを馳せるのもいい。
デッキで、お昼寝するのが好きで、毎日、夕日が沈むのを見てから部屋に戻るという金丸さんが、船旅のロマンとこれから訪れる寄港地の魅力をたっぷりと語ってくれた。
「大航海時代といえば、コロンブスやマゼランに代表されるように、地理上の『発見』としてヨーロッパの専売特許のように語られています。しかし、じつはそうではありません。8世紀にアラブ商人がペルシャ湾からインド洋そして南シナ海へ9600kmにもわたる航路を確立。
その後、中国からもマラッカ海峡を越え、インドに向かうジャンク交易が盛んになりました。これは陸のシルクロードに対して、海のセラミックロードと言うべきものですね。中国の陶磁器や宋銅銭が、モンバサ(ケニア)のジーザス砦内にある博物館に残っています。それは当時のインド洋交易の繁栄ぶりを示している一例と言えるでしょう。このインド洋における大航海時代の最終段階に行われたのが、雲南の人、鄭和による全7回の遠征航海だったのです…。」
(石橋)
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