1月28日
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アフリカへのお誘い〜南アフリカってどんなとこ?
/アリソン・マスターズ(AfriCultural Tours主宰者)
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ここからはアフリカの寄港地が続く。その中の一つ、多民族が共生する『虹の国』をめざす南アフリカについて、アリソン・マスターズさんを迎えてお話を伺った。アリソンさんは、南アフリカの「先住民族」ともいえるコイサン人のひとり。ビデオやスライド、そして古くから伝わる音楽と踊りを交えた興味深い講座となった。
「南アフリカは、ダイアモンドやプラチナを初め多くの資源を持つ、豊かでかつ美しい国です。それと同時に、古くから多くの言語や宗教、習慣が混じりあう多様な文化を持つ土地でした。コイサン人を含む、オランダによる植民地化がはじまるはるか以前から、狩猟採集などをしながらそこに暮らしていた人たちは、祖先崇拝の宗教観や、交霊の儀式などを行う精神世界を持ち、自分たちの文化を築き上げていたのです。
ところがオランダによる植民地化がはじまり、東インド会社がケープの港を香辛料貿易の際の燃料補給ポイントとして位置づけると、アジア・アフリカを含む世界中から多くの『奴隷』が連れてこられるようになりました。そして、『奴隷』の人口の伸びに脅威を感じた白人たちは、あたかも彼らを所有物のように売買を行うようになったのです。そうした奴隷制度は、1834年に廃止されるまでの約200年もの間続けられることになりました。
このような状況に巻き込まれた多くのコイサン人が、南アフリカから北上して、例えば現在のボツワナやナミビアといった国々へと移動していきました。さらに、このような奴隷制度が、その後のアパルトヘイトを生み出す原因のひとつにもつながっていったことを忘れないでください。」
(早川)
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フルーツパーティー
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「だいじょうぶです!数はたくさん用意してあります!押し合わないでください!!」とマイク越しに叫ぶシェフの声もかき消されてしまうほどの賑わいで始まったフルーツパーティー。美しく装飾されたパイナップル・タワーの周りには「ドラゴンフルーツ」や「スターフルーツ」「マンゴスチン」といった、日本では滅多にお目にかかれないフルーツたちが。その彩り豊かな果物が、瞬く間に参加者の胃袋へ。
地球一周の船旅、それは多くの人と、色とりどりのフルーツたちとの出会いである?
(石橋)
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船内ニュース
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1月28日
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