２月２０日　　▼ケニア満喫企画▼ ここケニアのモンバサに滞在してはや2週間。「これまで自分の足で得た情報を交換したり、お土産自慢をしよう」という企画が夜のミュージックサロンで持たれた。まずは、カンガ（巻きスカート）や手作りのカバンといった定番のほか、なんと自転車までがお土産として出品され、はたまた「ヘナタトゥー（植物性の染料を用いた擬似入れ墨）」が実演されたりと、2週間かけてそれぞれが収集した「とっておき情報」が次々に披露された。 会場には模造紙に書かれた市内地図が張り出され、参加者それぞれが知る穴場ポイントを書き込んでゆく。「この通りはインターネットカフェがいくつかあり、相場は1分5ケニアシリング（1Ks＝約1.6円だから1分約8円）ぐらいかな」、「冷えているビールが飲みたいときは『バリディ（冷たい）』って言わないと、冷えてないものが出てきます」、「ここではケニア料理のランチが70Ks（約110円）で食べることが出来ました」、「このビーチにはウニがたくさんいますから気をつけてください。スキューバダイビングした時、思わず『ウニ畑』って思っちゃいました」などなど、ほとんど全員が「あーでもない、こーでもない」と言いながら地図を指し示して、見る見るうちにたくさんのマークが付けられていった。 参加者みんなで作ったこの地図、今後は船内に掲示されるとのこと。あと一週間のモンバサ滞在に重宝されること、請け合い。ほのぼのと、そして楽しい土産話を聞くことができた企画でしたよ。 ▼スーパー☆スターツアー▼ 大げさな命名だけど、そのじつは、「みんなでスーパーに買い物に行こう」という気楽な目的で呼びかけられた自主オプショナルツアー。もはやお馴染みとなった『マタトゥ』という名の庶民の足、乗り合いタクシーでいざ出陣。港から約20分で目的地の「ナクマットスーパー」に到着。 ここは、「広い」なんてものではなく、「広大な」と形容できるようなスーパーマーケット。その威容に「ケニアにこんなお店があるんだね」なんて驚きの声が。ケニア国内でも屈指の品揃えといわれる店内には、食品から日用雑貨、家財道具までなんでもござれ。ピースボート参加者たちの買い物かごは、たちまちお菓子やビール、そしてジュース類で溢れかえっていく。船内にもあるモノばかりだけど、「お買い物」という行為自体が楽しいのかな。そして、目を引いたのが『ポケモン』グッズの数々。こんな所でお目にかかると、ちょっとうれし恥ずかしの複雑な気分。集合時間になるころには、あっちでもこっちでも両手いっぱいの荷物を抱えた姿が。ふたたび『マタトゥ』に乗って港へ戻り、「ツアー」はおしまい、となった。 最近の自主企画は、船内に止まらず船外で開催されることも多く、ピースボートにとって画期的な出来事とも言える。それもこれもモンバサ長期滞在の賜…ですね。 ▼船内タイムテーブル▼ 2月20日 ▼おまけ▼ ■今日の海と空(2/20) 翌日のインデックスへ／昨日のインデックスへ／クルーズレポートトップページへ