2月19日
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ボンボルルnight
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障害者の自立支援施設「ボンボルル」で働く人々やダンサーなど23名が船内に来訪。彼らが作った衣類のファッションショーのほかケニアの伝統舞踊などを披露してくれた。
まずはケニアのニャンザ地方に暮らすルオ人に伝わる踊りから。賑やかな太鼓と鈴の音が響く中、歓声をあげながら現れた彼らの迫力に会場は息をのんだ。その後も様々な地方の踊りが披露され、それと交互してカジュアルやフォーマルのみならずビーチスタイルなどなどバリエーション豊かなファッションショーが挟み込まれた。モデルさんたちの歩く姿は、会場からため息が聞こえるほど美しく、堂々としたもの。特に純白のウェディングドレス姿には、会場中からカメラのフラッシュが焚かれた。
途中、「これはあくまでデモンストレーションですから怖がらないで下さいね」と祈祷の儀式が行われたり、会場から選ばれた参加者数名がモデルさんたちと一緒に、ちょっぴりぎこちない「モデル歩き」をしてみたり。
青年海外協力隊として「ボンボルル」で働く冨家(フケ)さんによるアレンジで実現した今日のイベント。「希望される方がいらっしゃれば、ボンボルルを訪問するツアーも再度行う予定です」の言葉に会場からは期待の声が。品質に定評のあるボンボルル・グッズが販売されているブースにも遅くまで人垣ができていた。
(生間)
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夕日をバックに生演奏 Step By Step
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ケニアの夕暮れ時は、昼間の暑さが嘘のような心地よい風がデッキを吹き抜ける。そんなひとときにバンドの生演奏で花を添えてくれるのは「Step By Step」の皆さん。
プロのミュージシャンである彼らは、オリビアに乗船する以前は音楽の先生や他の客船の専属ミュージシャンとして働いていた経歴を持つ。
32歳から51歳と幅広い年齢構成のためか、レパートリーはジャズ、ボサノバ、ロックと多種多様。船内でマスターしたという邦楽も含めて500曲もあるという持ち歌の中から「エバーグリーン」「ブラックオルフェ」「デサフィナード」などのポピュラーソングを演奏してくれた。さらに、リクエストに応えてブルース調にアレンジした「津軽海峡冬景色を披露。これが意外や意外、ボーカルのナターシャさんの太くパンチの利いた声とマッチして聞いている方は思わずウットリ。さらにリクエストされた「いとしのエリー」は、「へリー・マイ・ラブ」と聞こえたけど、これはご愛敬。とにかく、夕日をバックに彼らの演奏を聴いていると、リゾートホテルのラウンジにでもいるような気分へと誘ってくれる。そんな、船内で行われるその他様々なイベントでも活躍する彼らの演奏を心待ちにしている方は、結構多いようです。
(石橋)
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