2月6日 ▼盆踊り大会
赤道通過記念として計画されたものの突然の雨にたたられ、順延となっていた「盆踊り大会」が、ようやく実現。明日のアフリカ大陸到達を祝うかのような星空の下に赤い提灯が灯った。会場のネプチューンデッキには、浴衣に身を包んだ参加者が次々に姿を見せ始める。日本にいれば季節はずれもいいところだけど、気分はすっかり「日本の夏」。
まずは、ソーラン節をアレンジした「南中ソーラン」やヒップホップダンスが披露され、東京を出航した後に練習を開始したとは思えない芸達者ぶりに大きな拍手が贈られた。そしてお待ちかねの「東京音頭」や「炭坑節」が流れ始めると、プールを輪の中心にして、心ゆくまで盆踊りを楽しんだ。
ベトナムの交流会でも大活躍した「浴衣」。ピースボートの旅では『必須アイテム』ということ。
(高本)
アフリカのリズム体験/アシェル&ダニー(NGO「AFA」メンバー)
セイシェルからモンバサまでと短い期間ながらご乗船いただいたお二人による最後の講座。彼らのパーカッション類のほかに、参加者が持ち寄った楽器による参加型の音楽ワークショップ。楽器のなかには日本の「でんでん太鼓」が含まれていたりと、和やかな雰囲気のなか、軽快なリズムが響きだした。
「セガ」「ムチャ」と呼ばれるリズムに合わせ、アシェルさんによる「ジャンベ」の演奏が披露される。「パーカッションの演奏に型は無い。その人が自由にたたけば、それが音楽」との言葉に、参加者たちも見よう見まねで演奏開始。それぞれの楽器に各々のリズムが振り分けられると、うまくリズムを取る人もいれば、そうでない人も。アシェルさんの苦笑いに、会場からは大きな笑い声が聞こえてきた。
楽器の演奏を一通り終えると、次はダンスのレクチャー。「『ムチャ』のリズムに合わせて踊るのは、お酒を飲んだとき」と、自ら踊ってみせたのはセクシーなダンス。男性が求愛するようにも見えるその姿にトライしてみると、これがなかなか難しい。会場の前方に全員を集め、男女がペアになって踊ってみる。ところが、そう簡単に出来るはずもなく、アシェルさんのそれとは何かが違う。それでも「気持ちならば表現できる」といわんばかりに、必死に体を動かす男性陣の姿は、これまた笑いを誘う。
最後に再び楽器の演奏。笑いの絶えない、そして彼らの演奏力とキャラクターにみんなが惚れ込む楽しい講座だった。
(生間)
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2月6日
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