2月4日
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ドクター中松ジャンピングシューズピョンピョン試乗会
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「東京の溜池まで買いに行った甲斐がありました」と語るのは、ジャパングレイスの名物添乗員、中瀬さん。「君は『ジャンピングシューズピョンピョン2』を履いてみたいか?」との問いかけで始まったこの企画。「ドクター中松発明研究所」にて開発(?)されたこの代物、うまく使いこなせば、まるで月面を歩くかのような感覚で、通常の数倍の高さまでジャンプが可能になるとか。
『ジャンピングシューズピョンピョン1』に初めて出会い、購入しようとしたものの、その金額70,000円。ところが、船に持ち込んだ『2』は、格安(!)の26,000円。「手にしたときの感動は今でも忘れることが出来ない」とか。そんな思いのこもった一品を、プロテクターと題した「カツラ」をセットにして即売会にかけるという壮挙に。「このシューズを履いてスポーツデッキで飛び跳ねるもよし、ミラーバーで目立つもよし、使い方はあなた次第!!」と豪語するものの、高いのか安いのか判断に困る一品に会場は少々困惑気味なまま、落札されることなく企画は終わりを迎えた。
一応この企画、「多くの人にディレクターズミーティングに参加して欲しい」との思いで、その前座に行われたんですよ。
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もっと知りたい南アフリカQ&A
/アリソン・マスターズ(AfriCultural Tours主宰者)
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南アフリカの歴史や現状について分かりやすくかつ情熱的に語ってくださるアリソンさんに、それぞれが抱く質問、疑問に答えていただいた。ここでは、たくさんの質問の中から一部を紹介。
Q:「アパルトヘイト政策の中で加害者となった白人たちと、肉親・兄弟などを殺傷された被害者側である黒人が心の底から和解し共存できるのか?」
A:「現状としては白人と黒人はまだ共存できているとは言い難いです。感情面で許し合うことは、もちろん難しいと思います。私もかつては、加害者を銃で撃ち殺してやりたい衝動にかられたこともありました。しかし、それは積極的な歩み寄りによって乗り越えて行かなくてはならないのです。
また、それと同時に経済的な落差が白人と黒人の共存を難しくしています。黒人の経済力がもっと高まれば、共存の可能性も上がっていくはずです。また、共存していくために、今、南アフリカにとって一番必要なことは教育なのです。どんな子供も、差別する人として生まれてくるのではありません。教育によって、多様性を認める、ひいては他の人がどんな人であるのかという理解を出来るようになることが必要だと思っています。」
Q:「南アフリカは世界中の紛争地域にとって、歴史的な成功モデルになり得ると思うが、何を学んで行くべきか?」
A:「南アフリカの成功の大きな要因の一つは、ウブントの精神だと思います。ウブントの精神とは『個人はコミュニティーのために、コミュニティーは個人のために』というものです。その精神に基づいて多くの人々が仲間の未来のために自分の未来を捧げました。そういう精神が民衆レベルに根づいていたために、成功したのだと思います。世界の紛争地域では、リーダーが海外に救援を求めるだけで、民衆の感情が犠牲にされています。そうではなく、民衆レベルでの活動をもっと生かすべきなのです。」
(高本)
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船内ニュース
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アフリカという国はない
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2月4日
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今日の海と空
(2/4)
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