4月21日  ▼ハワイは誰の楽園?/ポカ・ラエヌイ(ハワイ人権活動家)
日本人にとっては、アメリカの一州、という認識が強いハワイ。しかし、1778年にジェームス・クックがやってくる以前は、ハワイは独自の文化を持つ国だったのです。そのハワイが何故アメリカ50番目の州になったのか。そして、ハワイアンは現在どのように暮らしているのか。ハワイでNGO活動・ラジオ局・弁護士という様々な分野で活躍されているポカ・ラエヌイさんに、2回シリーズでお話ししていただきます。
「1819年、ハワイ王国の大王だったカメハメハが亡くなりました。その翌年、アメリカのボストンから、キリスト教の宣教師達がやってきました。彼らの子孫は政治やビジネス界にも進出し『宣教師党』という政党を創ります。そして1893年、ハワイで(?)新憲法が制定されたとき、宣教師党は猛反対しました。新憲法をガンとして認めず、ハワイにアメリカ軍を巧みに呼び寄せ、『アメリカと戦争することになるぞ!』と、軍を盾に降伏を迫ったのです。
カメハメハの跡を継いでハワイを治めていた(?)女王は、『宣教師党には降伏はしない。しかし、事態鎮圧の為にアメリカに調査を依頼し、判断を任せます。』と、アメリカ政府に(?)調査団の派遣(?)を依頼。8ヶ月後、『宣教師党は、国際法に違反している。平和な島ハワイを侵略する権利はない。権力をハワイ自身の手に返しなさい。』という調査結果が出されました。しかしその4年後、アメリカ新大統領はハワイ併合を狙い、憲法の抜け道を探して条約締結へと進めてしまいます。アメリカは、国際法にも合衆国憲法にも違反する形で、ハワイをアメリカ領ハワイとしてしまったのです。 選挙もなしで突然国が奪われてしまったハワイアン。アメリカは、自らがイギリスから独立するために闘った歴史をも踏みつけたのではないでしょうか?その後も、国際法・又は国連で定められる『独立の権利』は全うされることなく、ハワイは合衆国の一部となっているのです。」
(真家)
ホストクラブ・シーメンズ
船内に突如出現した、ホストクラブ『シーメンズ』。ホスト役の15名はウクライナ人クルーや日本人スタッフ、語学講師の中から選りすぐった「ハンサムさん」ばかり。普段は接する機会もほとんどなく、秘かに憧れていたクルーとゆっくり話ができるとあって、プロフィール付きの写真が貼りだされたその日から女性の間で話題騒然。心待ちにしていた人は多かったとか。
「あなたダンスのセンスがあるじゃない」と本日だけの即席ホストに手取り足取り指導する人、さらには1人でホスト3人をはべらす人と、来店した女性陣はご満悦の様子。実は、この「ホストクラブ」、クルーたちの故郷であるウクライナには存在しないのだとか。果たして今夜の出来事、クルーに理解してもらえたかな?ってちょっぴり不安を覚えたのでした。
(石橋)
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