4月21日
▼
株式会社金丸グレイスアモイ陸上行動説明会/金丸好知(自由文筆家)
▼
「明日本船は中国のアモイに寄港します。そこで陸上行動説明会を行います」!?なーんて始まったこの企画。(もちろんルーシ号の次の寄港地はアモイじゃありません)。ピースボートの旅を主催している旅行会社『株式会社ジャパングレイス』をもじって『株式会社金丸グレイス』がおこなったのは、通貨レートから電話のかけ方など、寄港地の基本情報をお知らせすることを目的に行われる「陸上行動説明会」のパロディ版。実際の「陸上行動説明会」で配られる資料までそっくりに作り、ご丁寧にオプショナルツアーまで用意されていたのには参加者も大笑い。「なんでアモイなの?」という質問には「イースター島でモアイを見たらアモイに行きたくなった」というわけの分からないお答え。でもそこは博学の金丸知好さん、本クルーズの最初の寄港地である台湾と中国の複雑な関係を分かりやすく説明してくれました。
「アモイは中国にあって、すぐ目の前には台湾が占領している金門島が浮かんでいます。両者はずっとにらみ合いが続いていたのですが、台湾の好景気を受けて、中国ではアモイを経済特区に指定しました。金門島とアモイはもともと話される方言も同じだったことから、互いに商売をするようになりました。政治的には対立していますが、地域では経済交流があるんですね。アモイは台湾と中国の複雑な関係を象徴する町なのです。」
(菅井)
▼
第一回ピースボデー講座 日本手拭い万歳!/大沢則夫(鍼灸師)
▼
「これから日本に帰るまでの間に、旅の疲れやコリを取りましょう」という大沢さんによる肩こり解消レクチャー。噂が噂を呼び、会場に集まったのは少々疲れのたまったおよそ40名。やはりというべきか、意外にというべきか、ご年輩の姿が目立つよう…。
2人一組になり、『肩井(ケンセイ)』、『天宗(テンソウ)』など肩こりに効くツボを押してみる。これがなんとも気持ちいい。「これは秘伝ですよ。これで飯食ってるんですから(笑)」と大沢さんに「コツのコツ」を指導されると、あら不思議、これがまたさらに気持ちいい。大沢さんが会場に集まった人々の参加者のツボを押して回る、すると順々に聞こえてくる「イタタタっ」の悲鳴に見ている方はとってもおもしろい。これから東京までの毎日、みなさん悶えつつも、大沢さんの軽快なおしゃべりと的確な指導で至福の時を過ごすことになりそうです。
4月21日のインデックスへ
/
クルーズレポートトップページへ