4月11日  ▼ラパヌイショー/民族舞踊グループ“カリ・カリ”
イースター島の沖合に停泊させたルーシ号に「参上」したのは、島内随一の民族舞踊グループ「カリ・カリ」のメンバー。ラパヌイ(島の言葉でイースター島のこと)の歴史や自然、文化の誇りが込められた数々の力強い踊りは、圧倒されんばかりの迫力でした。
「私たちの文化を皆さんの前で紹介できるのは、とても嬉しいことです」。まずは、ピースボートの参加者を巻き込んで「サウサウ」という喜びの踊りをダンシング! 当日は『船内お花見祭』なる企画と重なり、日本の文化にもたっぷり浸ったラパヌイっ子たち。「正座してお茶を飲む文化が日本にあるように、我々にはこうして、踊り、叫び、歌うという文化があります」と、誇らしげに汗を輝かせ力の限りに踊ってくれました。日頃は島内のホテルでダンス・ショーを披露しているという彼らが、ギャラなしでやって来てくれたワケは、お互いの文化を知り、認め合う喜びに触れるためとか。まさにその通りの1時間となりました。カリ・カリの皆さん!マウルル(ありがとう)!!
ルーシお花見祭り 〜第1部「三龍斎一門会」〜
祝いの席で必ず踊られる沖縄舞踊「カギヤデブー」で幕を開けた「ルーシお花見祭り」。第1部は、講談師・宝井琴嶺(きんれい)さんのもと修行を重ねた(たった3日間なんですけどね)お弟子さん達による『講談』。師匠いわく、「一流にはほど遠い、二流もまだまだ…」とのことで、「三龍斎一門会」と名付けられたグループの出来映えはいかに?
月組・星組・花組に分かれて「佐々内蔵助成政 雪のアルプス越え」と「大久保彦左衛門 鳶ノ巣山初陣」の一席を披露。その迫力ある好演ぶりは、稽古の他に行われた『闇の自主練習』があってこそ。勢い余って「パン・パン・パパン・ドン…痛っ!」と張り扇の代わりに手を打って、会場はお腹抱えて大笑いなんて場面も。トリを飾るのは、師匠による「木曽義仲と巴御前」の一席。高くハリのある声とのびのある節まわしは「さすがっ!」といったところ。終演後は、イースター島で下船される師匠を囲んでの記念撮影。みんな晴れ晴れとした、とってもいい笑顔でしたよ。
(真家)
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