12月1日  ▼世紀末洋上大運動会
一般的な感覚からいえば、運動会は秋に行われるものだろうが、ピースボートではそんな常識は通用しない。ニッポンではちょうど真冬の12月に、おそらく世界で最後の運動会「世紀末洋上大運動会」が、冬のまっただ中、ネプチューンデッキにて盛大に開催された。
競技種目は運動会の代名詞である騎馬戦や玉入れから、「良妻賢母」といったジェンダー問題に波紋を投げかけるような種目までバラエティに富む。チームは参加者の誕生月により春、夏、秋、冬の4つに分けられ、実力伯仲のバトルが繰りひろげられた。
おにぎりを作る
「運動会のお昼は?」と言えば、お母さんの握ったおにぎり。世紀末洋上大運動会のデッキランチのために、愛情こもったおにぎりを握る。中身は定番の梅干しとシャケで、その数なんと800個!
 運動会の競技の合間をぬって来てくれた、若者からベテラン主婦まで30人ほどが集まり、おにぎり作りに参加。「ご飯が熱々だから、競技に出なくても汗かいちゃった!」と、おにぎり作りも運動会の一種目だったよう。
デッキランチ
運動会の日はやはり青空の下でランチ。愛情のこもったおにぎりと唐揚げ、焼きそばを食べて午後のエネルギーを補給した。
南米大陸音楽の旅
「南米の音楽に魅せられ、実際に現地に行って聴いてみたいと思ったのが通訳になったきっかけです。」というピースボートの通訳スタッフ、佐藤太。オリビア号の南米寄港が近いこともあり、南米音楽の鑑賞会が催された。曲はアルゼンチンの民族音楽、チリの人々の心を歌った歌、アンデスの山々に響く笛の音からブラジルのサンバまで盛りだくさん。会場は一足先に南米色に染まった。
▼船内タイムテーブル▼
12月1日
▼おまけ▼
今日の海と空(12/1)
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■12月1日のお誕生日
★滝沢寿三さん(89歳)
尊敬するジャーナリストの筑紫哲也さんから話を聞いてピースボートの存在を知り、乗船を決めた滝沢寿三さん。今回のクルーズで最年長の方だ。「多民族国家として知られるシンガポールの人たちが仲良く暮らしている姿に感動した」「次の寄港地、キューバがとても楽しみです」。船上で89歳の誕生日を迎えられたことを本当に喜んでいた。
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■お遊び企画報告
バーチャル大運動会
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