１１月４日　　▼サッカー大会▼
第一回船内サッカー大会「ピースカップ」がピースボールの主催で行われた。晴天の下、UPA援助チームなどのプロジェクトチームから船室仲間まで、総勢20にのぼるチームが試合に臨んだ。ルールはやや特殊で、女性がシュートを決めれば2点。男性がシュートを決めれば1点というもの。これはなかなかスリリングな展開になりそうだ。
▼激辛ラーメン対決▼
「世界一辛いタバスコ入りのラーメンを誰が一番早く食べるか」というイベントに深夜24時にも関わらず大勢の参加者が集合。12人もの怖いもの知らず達(?)が果敢にもチャレンジ!!参加者からは「辛い〜!」「暑い〜!」「水おかわり〜!」の声が飛び交い周りからはそれ以上に熱い声援が。1分3秒という驚異的な記録で優勝したのは英樹さん。勝つ秘訣を尋ねると「早食い＆耐える」とのこと。インド洋の暑い夜が更に熱くふけていきました。
▼中東危機　〜パレスチナの今〜／アルバート・アガザリアン▼
アガザリアンさんによる、中東問題を知る5回連続講座の第1回目。NHKスペシャル「国家独立への道〜パレスチナが揺れた5月〜」と、ロイターで放送された今年10月のガザの映像を見ながら、パレスチナの現状について語ってもらった。
「ガザ地区とヨルダン川西岸地区というのは、歴史的なパレスチナ人の土地の22%を占めています。パレスチナ人は、国連の決議を元にイスラエル人に対してこの土地を要求しています。しかしイスラエルのバラク首相はエルサレムは渡さないと言っています。しかも、ヨルダン川西岸地区についても、そこがパレスチナ人がもともと持っていた土地であるにもかかわらず、ユダヤ人入植地を作りつづけていま す。」
「現状、私達の持っている土地はそれぞれがまるでバラバラの場所に作られた牢獄のようになっています。そして物や人々が移動する際のイスラエル側の検閲には信じがたい物があります。」
「今まさに見ていただいた暴力は過去の物ではないと言うことを知っていただきたい。この問題の要点は、他者と共に生きていこうとするのか、それとも自分だけが生きていこうとするのか、招き入れようとするのか、それとも排除しようとするのかと言うことだと思います。もし排除しようとすればこの問題は続くし、一緒に生きていこうという立場をとれるなら解決するはずです。」
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11月4日
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