10月30日  ▼チェルノブイリの真実/高橋真樹(ピースボートスタッフ)
ピースボートスタッフ高橋真樹による、核と人類を考えるシリーズ第2弾が行われた。

1986年に起こったチェルノブイリ原発事故により、まだ多くの人々が苦しんでいる。その様子を撮影したビデオの上映と解説をしてくれた。放射線の影響は、3〜4年では分からないという。「日本でも臨海事故があったように、人間は原子力をコントロールできないと思う」、というのが高橋さんの意見だ。今、電力会社とNGOが共同で、少しずつ原子力以外の新エネルギーについて取り組んでいるそうだ。
こころの紛争解決
 明治学院大学の教授で世界青年の船の指導教員などもしている井上孝代さんは、教育心理学、カウンセリング心理学、そして異文化間カウンセリングの専門家だ。 『疲れていません? あなたのこころ』というサブタイトルで、心とは何か、悩みとは何か、そして、自分と周りの人との関 係の上手な作り方、こころのコリのほぐし方について語った。硬派な企画が続く中、井上先生のお人柄に、なんだかほっとする時間だった。
エアロビクス
船内で出される「6回の食事」の誘惑に負けじと朝の準備体操から始まる。体が温まったらいよいよ本格的なエアロビクスに。軽快な音楽に合わせてリズム良くステップを踏み、体内に新鮮な酸素をいっぱい取り入れる。後半はマットを敷いて軽い筋力トレーニング。有酸素運動後の腹筋や背筋は引き締め効果倍増ということで、必死に励む。最後はゆったりとしたストレッチで、使った筋肉をほぐしていく。朝食がまた一段と美味しく感じられた。
めがねっこ集まれ
「めがねっこ集まれ〜!」という呼びかけに船内の20名ほどのめがねっこ達が集合。なんと中には水中メガネの参加者も…眼鏡にまつわる話の披露&眼鏡アンケートで盛り上がった。「眼鏡をしたまま顔を洗ったことがありますか?」の質問には「実は私も〜」と数人の手が挙がったり。こうしてめがねっこ達は結束を固めていった。船内ではこうやって友達をふやしていくのです。
地球大学付属小学校
地球大学生以外も気軽に参加できる地球大学付属小学校。本日の講義はピースボートスタッフ、野平晋作先生によるイスラエル、パレスチナ問題。今、話題になっている地域だが、「中東ってどこ?」「パレスチナって国?」というような初歩的な質問が飛び交い、アットホームな雰囲気で講座は進められた。会場には若者の姿が多く見られ、「いつかは地球大学に参加したい」との声も。「楽しみながら勉強する」ピースボートならではの講座である。
お茶会
真っ赤な布を引いて茶器を置き、船内後方に位置するラウンジに特設の茶会場が作られた。まず先生がお手前を見せ、続いて浴衣を着た参加者がお茶を点てる。先生に作法を確認しながらのお茶をぎこちないながらも楽しんだ。
▼船内タイムテーブル▼
10月30日
▼おまけ▼
今日の海と空(10/30)
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