Life Onboard

『パタゴニア水道』
2月24日(水)/デッキ
オセアニック号はパタゴニア水道を航行中。数々の氷河が観測できるパタゴニアもまた、今クルーズのハイライトの一つです。デッキには、やはりたくさんの参加者が集まりました。美しい山々の合間を流れる氷河、美しい水色がとても印象的です。しかし時には、山頂の大きな氷河が滝のように流れ落ちている様に出くわすことも。「長い時間をかけてできた氷河が、こんな風に溶けていくのは…やっぱり温暖化の影響なのかな…」なんて声もありましたが、南極やパタゴニアでは、この数年で急速に環境変化が進んでいると言います。この素晴らしい風景を未来へと残すために、ひとりひとりが出来ることが問われています。
『社会的責任およびゼミ生・起業説明』
中西武志さん(社会起業家、カーボンフリーコンサルティング代表取締役CEO)
2月24日(水)/ブロードウェイショールーム
この間行われていた、水先案内人・中西武志さんによる「起業家養成ゼミ」。本日開催されたのは、ゼミ生が作った起業案の中で、特に優秀だった2つの事業プランの発表会です。優勝したんはチーム「COCINA PARA TI(コシナ・パラティ)」の皆さん。メンバーのひとり、有吉さんは「帰国したら実際に起業したいと思っているので、このゼミはとてもいい勉強になった」と話してくれました。ゼミ参加グループの皆さんは、プラン提出前の3日前はほとんど徹夜でその内容をまとめていたそう(!!) それでも皆さん「大変だったけど、この経験は必ず役に立つ」と強い口調で語っていたのがとても印象的でした。
『リフレッシュデイ -兵庫県を愛する会-』
2月23日(火)/洋上居酒屋「波へい」
南極遊覧を終えたオセアニック号。南氷洋を後にした翌日は、久しぶりの「リフレッシュ・デイ」(船内企画をお休みする日)となりました。そんな中、行われていたのがこちら。洋上での「兵庫県人会」といったところでしょうか。奇しくも地球一周の洋上で出会うことになった皆さん、話してみると、出身校が同じだったり、仕事でのつながりがあったり…と意外な共通点が見つかることも多いそう。また、神戸の高山さんのように「久しぶりに100%関西弁で話して、めっちゃホンマの自分に戻れる気ぃする〜」なんて声も。ちなみに、この集まり、以前までは「兵庫県人、集まれ!」だったのですが、その盛り上がりから現在のものに変更したとか。こうしたつながりが、旅が終わった後も続いていくのが地球一周の面白いところです。