Life Onboard

『南極遊覧 -3日目-』
2月22日(月)
本日もオセアニック号は南氷洋を遊覧中。今日はどんな景色と出会えるんでしょう、デッキには、その瞬間を一瞬たりとも見逃すまい、とたくさんの参加者が。
船の左舷側に現れた巨大な流氷の上には、たくさんのペンギンが!一生懸命に氷をよじ登る様子や、滑ってしまうのか、登りきれずに海に落ちてしまう姿が、本当にかわいくて、かわいくて…。参加者一同、大のペンギンファンになってしまいました。
しばらくすると、左舷前方から「おぉっ!」という大歓声が。カメラを持って走り、指さす方向に見えたのは……
クジラ!!! 大きなザトウクジラがジャンプする瞬間に出会うことができました!
もう一回、大ジャンプ! これまでに何度も南極を訪れているピースボートスタッフ・山本隆は「これほど近くで、ブリーチング(クジラのジャンプ)が見られるチャンスは滅多にない」と言います。本当にラッキーな瞬間に出会うことの出来た南極遊覧、大興奮の体験となりました。
『ラテンISとお茶会』
2月22日(月)/フリースペース
先日訪れたアルゼンチン、ここでもレポートしましたが、アルゼンチンを含む南米の一部地域には「マテ茶」というお茶を飲む習慣があります。現在、一緒に旅をしている、ラテンアメリカからのIS(International Students = ピースボート国際奨学生)の皆さんに、マテ茶についてレクチャーしてもらおう、という企画がこちら。日本の茶道のように、マテ茶にも正式な飲み方の作法があるそう。講師役をつとめてくれたのは、マテ茶作法歴20年というネルソンさん。このマテ茶作法、なかなかカッコ良くて美しいんです。日本と南米、地理的には一番遠い国なのに、同じようにお茶を楽しむ作法があること――とても不思議で、何だか楽しいことですね。