Life Onboard

『ブエノスアイレス(アルゼンチン)寄港 -日系農園訪問-』
2月12日(金)
地球一周の船旅は、アルゼンチン・ブエノスアイレスに寄港しました。ここで訪れたのは日系1世の佐々木さん一家が営む農園を訪問。40ヘクタールほどある、という広大な農園に「この風景が見られただけでも来て良かった」なんて声も。
年間80種以上の野菜を作っているという佐々木さんの農園。今はちょうど、ナス、トマト、スイカ、イチゴなどが実をつけていました。畑だけでなく水田もあり、あきたこまちを育てているそう。全ての作物を自然農法で育てているというこの農園。田んぼに咲く白い花やたくさんのオタマジャクシが、農園の元気さを表しているかのよう。
昼食はもちろん、佐々木農園で採れた新鮮野菜をいただきます。メニューは、おにぎり、お漬け物、梅干し、お味噌汁など、日本人には馴染みの深いものばかり。味噌や醤油もここで作っているとあって、本当にどれも素晴らしく美味しいんです。
こちらもランチメニューのひとつ。アルゼンチンでは、これが食べたかったんだ、という方も多いでしょう。豪快に肉を焼き上げるアサードです。しかもこのお肉、見た目は豪快ですが味はあっさり。油っぽいモノは得意じゃない、という参加者からも「こんな美味しいお肉ならいくらでも食べられちゃう」なんて声があがるほど、大好評でした。
食事の後は交流タイム。日本とアルゼンチン、全く異なる地域に暮らしていますが、ルーツが同じだからでしょうか、すっかりうち解けたよう。同郷同士で地元トークを楽しんだり(ちなみに佐々木さん、岩手県出身)、カラオケをしたり……。アルゼンチンの佐々木さんの農園でカラオケ――一生の思い出です。
最後に、今日の出会いを記念して、ピースボートから額をプレゼント。美味しいゴハンと、温かな交流の思い出を旨に、佐々木農園を後にしました。