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『カサブランカ(モロッコ)寄港 -マラケシュ-』
10月16日(金)
地球一周の船旅はアフリカ北西部に位置するモロッコのカサブランカ港に寄港しました。映画『カサブランカ』で知られ、風光明媚な街並みが残る街ですが、今回は少し足を伸ばして世界遺産・マラケシュへと向かいます。写真は港で迎えてくれた人々。ジャンベやタンバリン、カスタネットなどによる楽団の皆さんが迎えてくれました。ヨーロッパの寄港地とはガラリと変わった雰囲気に、新しい土地を訪れたワクワク感が引き立てられます。
まずはマラケシュのホテルにチェックイン。本日のお宿、ロイヤルミラージュホテルのエントランスにある、美しい装飾を施された照明に思わず写真を1枚。こうしたちょっとした装飾にも、その土地ならではの趣があって面白いんですよね。
ホテルから向かったのは、旧市街のモスク。美しいライトアップがほどこされたモスクには、たくさんの人が集まっています。祈りをささげる人の姿も多く見られ、街の人々がこの場所をとても大切にしていることが伝わってきます。
旧市街の中心に位置するジャマ・エル・フナ広場。蛇遣いなどを始めとする大道芸人や、ヘナタトゥー屋さん、動物の毛皮や化石などを販売する露天商、フレッシュジュースやケバブなどを扱う屋台……様々な店が所狭しと並んでいます。こうした様々な文化が集まる場所であることが認められ、ユネスコの「無形遺産」として登録された場所でもあるんですよ。
街歩きの後はレストランで夕食。美しい衣装をまとった店員さんの姿に思わず写真を1枚。メニューはラムのミートボールやクスクス、ミントティーといったモロッコ料理の数々。昼食も夕食も、みんなで大皿を囲むスタイルだったのは、この土地ならではのものなのかもしれません。
食事を終えると、レストラン中央のスペースでは「ファンタジア」という騎馬ショーが始まりました。駆け抜ける馬上でアクロバットを披露するパフォーマー、ステージではダンサーが壮麗なベリーダンスを見せてくれます。圧巻のパフォーマンスは、時間が経つのも忘れてしまうほど。マラケシュ観光は明日も続きます。