Life Onboard

『コスタリカ -エコツーリズム発祥の地から学ぶ自然との共生-』
マリアフェルナンダ・ロドリゲスさん(環境弁護士)
7月11日(土)/ブロードウェイショールーム
オセアニック号が向かうコスタリカ。「豊かな海岸」の意をもつ国名通り、雄大な自然とたくさんの野生生物が共生し、北欧と並ぶ環境先進国として世界の注目を集めています。講座に登場したのは、コスタリカの海洋資源や希少生物の保護活動に尽力している弁護士の、マリアフェルナンダ・ロドリゲスさん(通称マフェさん)です。「国や行政の取り組みも必要ですが、大切なのはひとりひとりの意識と協力で、変化が起こせることを知ること」と語るマフェさん。これからコスタリカまでの船内講座で、また様々なヒントをもらえそうです。
『ベネズエラ青少年オーケストラの若者たちに日本文化を紹介しよう!』
7月11日(土)/フリースペース
ベネズエラから乗船し、昨日の船内企画でも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたベネズエラ青少年オーケストラのメンバーと、もっと仲良くなろうと行われたのがこちら。今クルーズでは、海外からのゲストとの最初のイベントとして「定番」となりつつある、日本文化を使った交流企画です。まずは、女性には特に人気の浴衣の着付け。鮮やかな和柄に興味津々の様子。
そしてこちらも定番の折り紙。一緒にやってみると意外と上手なのにビックリ。普段、楽器を操っているだけに手先も器用なんでしょうか。初体験だという浴衣も、よく似合っています。
色鮮やかな黄色の浴衣姿で、出来上がったばかりの折り鶴を持って記念撮影。
『軍隊を捨てた国コスタリカ -憲法9条12条会議プレ企画-』
7月11日(土)/ブロードウェイショールーム
2008年5月に千葉・幕張メッセで開催され、全国から3万もの人々が集まった「9条世界会議」。戦争を放棄し、紛争解決に武力は用いないことをうたった日本国憲法9条の世界的意義を様々な視点から考えた、この会議から1年を経て、コスタリカにて「続編」とも呼べる国際会議の開催が決定!ピースボートの寄港にあわせて行われる、「憲法9条12条会議」(※)に向けて、日本とコスタリカ、それぞれの憲法を考える講座が開催されました。パネリストとしてマイクを握ったのは、コスタリカの憲法にも詳しい星野弥生さん。
※コスタリカ憲法において軍隊の放棄をうたったのが12条。「恒久的機関としての軍隊を禁止する」と明記されている。「憲法9条12条会議」について詳しくはこちら(グローバル9条キャンペーン)のサイトへ(英語)。
特別ゲストとして、スタンダップコメディアンの松元ヒロさんも登場。松元さんのお家芸とも言える「憲法クン」を披露していただきました。松元さん自身が日本国憲法となり、生まれてから今日までの出来事や、現在の心境を語るというもの。笑いの中にも、憲法のこれまでと現在、そしてこれからを示唆する語りに、参加者も興味津々。船内は、コスタリカ寄港に向けて動き出しました。