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- 『ラグアイラ(ベネズエラ)寄港・野球交流試合!』
7月9日(木)
- このクルーズレポートでも、船内での練習の様子を何度かお伝えしてきましたが、いよいよ決戦の日が来ました。ベネズエラでの本気の野球交流の1日は、地元の小学校訪問からスタート。子どもたちや先生方が迎えてくれました。
- 交流会では子どもたちが、ベネズエラではポピュラーな楽曲『ベネズエラ』を合唱。この曲は、船内で練習していた参加者も少なくありません。しばらくすると、ピースボート参加者も加わっての大合唱に。
- 昼食はベネズエラ風のカレーライス。カタコトのスペイン語と日本語に、身振り手振りを加えてのお食事タイム。食事はたいへん美味しいのですが、皆さん、この後野球があるんだから、食べ過ぎないように注意してくださいね。
- 食事の後はボランティア体験。校庭の柵のペンキ塗りをしたり、学校農園を耕したり、一緒に身体を動かします。特に、農園チームはすっかり張り切って鍬をふるっていたようですが、ここに野球選手がだいぶ含まれていたような…。
- こちらは子どもたちとの文化交流グループ。折り紙をしたり、習字でお互いの名前を書いてプレゼントしあったりと、和やかな交流が続きます。
- 交流会を終え、記念撮影。楽しい時間に、すでに交流プログラムもそろそろ終わり、といった充足感ですが、「本番」はこれからです。
- ラグアイラ郊外のスタジアムに到着。対戦相手はラグアイラ市内で活躍する複数のチームの選抜メンバー。体格も、いかにも野球選手、ガッチリしています。対するピースボートチーム、その名も『Article 9』のメンバーからは、早くも「あんなスゴそうなのとやるの?」なんて弱気な発言も……。
- 試合の前に、日本で募集したユニフォームやグローブなどの野球用品を子どもたちに手渡します。ベネズエラでは野球はもちろん人気ナンバー1のスポーツ。しかし貧しい子どもたちは用具を持つことが難しいという現実も。野球用具をご提供いただいた皆さん、ありがとうございました。
- いよいよ試合開始。しまっていこー!なんて声を掛け合ったのもつかの間、相手ピッチャーは最高130km/hという右の本格派。ピースボートチーム「Article 9」のバッターのほとんどは、バットに当てることすらできません。写真は、唯一クリーンヒットを放った、監督兼キャッチャーをつとめたピースボートスタッフ・合田茂広。しかし、後が続きません……
- 「Article 9」の増田投手。力投を見せますが、練習量の差は歴然。回を重ねるごとにだんだんと相手打者に捕まり始め、失点が重なっていきます。
- 試合には出ない参加者も、応援団としてベンチから見守ります。応援団もオリジナルの応援グッズも作って、この日に備えたものの、この展開はちょっと予想外だった!?
- 結果は9-0と惨敗。お互いの健闘をたたえ合い、選手同士のハイタッチで試合は終了。
- この日のために、とベネズエラチームが準備してくれた優勝カップは残念ながらベネズエラに置いていくしかない……と思ったら「地球の反対側まで来てくれた記念に」とカップを渡してくれるではありませんか!!そのお礼に、ピースボートからは記念のメダルをプレゼント。
- 最後は応援メンバーも一緒に記念撮影。結果だけ見れば悔しい試合内容でしたが、ここでこのメンバーで野球ができたことは一生の思い出に。
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