Life Onboard

『ソグネフィヨルド遊覧』
6月13日(土)
オセアニック号はいよいよ、今クルーズのハイライトのひとつ、ノルウェーのソグネフィヨルドへとさしかかりました。まだ陽も昇りきらない明け方、本船はフィヨルドの入り口を通過。もうしばらくすると、太陽がオセアニック号とその周囲の「絶景」を照らし出してくれるはずです。
運河通航時同様、特別に解放された屋上デッキには早朝からたくさんの参加者が。雄大な景色を少しでも多く見ておこう、1枚でも多くの写真におさめよう、という思いがその背中からも伝わってきます。
緑美しい山々と、山頂に輝く美しい雪、そして谷間を流れる小川のような氷河。波一つない静かな海はその景色を鏡のように映し出します。
午前10時頃、ソグネフィヨルドの最深部にあたるフラムの街の沖合へ。絵本に出てきそうな可愛らしい街並みを目に焼き付けた後、船はゆっくりと旋回。もときた道を戻るように、遊覧を続けます。
ふと視線をずらしてみると、ブリッジに立つクルーがカモメに餌をやっていました。こうして見ると、まるでカモメと会話しているかのようですね。
フィヨルドの美しい景色をバックに、今クルーズの集合写真を撮影しました。皆さんにとって、地球一周の船旅を象徴する1枚になったのではないでしょうか。
午後になると、空に残っていた雲が切れ美しい青空が広がりました。太陽によって作られた光と影が、フィヨルドの美しさをよりいっそう際だたせます。
オセアニック号の「シンボル」でもある、開閉式のドームをのぞむ1枚(今はドームが閉まっています)。これも、絵になる1枚ですね。
山頂に輝く雪と青い空に、オセアニックの赤いファンネル(煙突)と「OCEANIC」の船名がよく映えます。地球が、数万年もの時間をかけて作り出したフィヨルド。その美しさと雄大さをまさに「体感」する1日となりました。