Life Onboard

『中東の平和と紛争解決 -市民社会の役割-』
ニザール・ガネムさん(レバノン・平和活動家/ピースボート国際奨学生)
5月10日(日)/ブロードウェイショールーム
レバノンからこの旅に、IS(ピースボート国際奨学生)として参加しているニザールさん。今回の講座では、たいへん複雑な状況にある「中東」の現状と紛争解決への道のりをお話しいただきました。「私が生まれたレバノンでは、暴力による紛争解決が支持されていて、私自身それが当たり前だと思っていました」講座はそんな言葉から始まりました。しかし、紛争の歴史や背景を学ぶ中、暴力では解決できないことに気づき現在のような活動を始めたと言います。「紛争は起こってしまうものです。それを認め、どう向き合っていくか――そこに紛争を解決する道はあるはずです」レバノンから世界を見つめるニザールさんの、様々な思いや経験のこもった言葉に多くを学ぶ時間になりました。
『母へ贈る言葉 -ありがとうが云いたくて-』
5月10日(日)/スターライトラウンジ
母の日を迎えた船内。お母さんに直接感謝の言葉を伝えるのは難しいですが、逆に離れているから伝えられる思いもあるだろう、と今日の企画が実現しました。船内では事前にお母さんへの手紙を募集。企画では、この日のために作った映像を交えてその手紙を朗読します。「読み手」を買って出てくれたのは、写真左の女性。以前、FMラジオのパーソナリティーを務めた経験があるとあって、力強く確かな語りに思わず涙ぐむ参加者の姿も。
『船内のヒトコマ・運動会準備』
5月10日(日)/ティキバー
船上の一大イベント・洋上大運動会の開催を3日後に控え、その準備も大詰め。あちこちで、団旗をはじめとする作り物の準備や、応援合戦の練習が続いています。こちらは3日前のレポートで、見事なまでのバラバラっぷりを見せてくれたあのチーム(※詳しくはこちら)。ずいぶん揃ってきたじゃないですか。他のチームも、準備は着々と進んでいるよう。当日がますます楽しみになってきました。