Life Onboard

『フォーカス中東戦争 -和夫さんに聞いてみよう、アラブとイスラム教のこと-』
高橋和夫さん(放送大学教授、中東専門家) 5月7日(木)/ブロードウェイショールーム
水先案内人・高橋和夫さんによる中東問題を知る連続講座から。今回はこの地域に暮らす人々のアイデンティティーをテーマにお話しいただきました。「日本人には馴染みの薄い宗教、その上イスラム教となると、あまり良いイメージをお持ちでないのでは?」と会場を見回す高橋さん。「イスラム教を知らないと、アラブを理解するのは難しいですよ」と、講座では、イスラム教の成り立ちや教義について詳しくお話しいただきました。中東に対するイメージがずいぶん変わった、なんて方も多かったようです。
『水は誰のもの? -目からウロコの「水」のおはなし-』
小野寺愛(ピースボートスタッフ) 5月7日(木)/ブロードウェイショールーム
近い将来、水をめぐる巨大ビジネスがおこり、水戦争が発生するかもしれない――そんな話、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?講座を主催したのは、ピースボートでの環境・エコプロジェクトの多くを担うスタッフの小野寺愛です。100年前、日本からブラジルへ渡った移民の人々。彼らが当時使っていた水は1人1日約35リットル、そして今、オセアニック号で使っている水は1人1日350リットル(!)にもなります。「水の世紀」と呼ばれる21世紀、水をめぐる未来の展望と、水を世界が共有するために私たちに出来ることを話しました。
『カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン』
5月7日(木)/フリースペース
厦門からシンガポールまで船を一時離れて、カンボジアでの「地雷問題検証プログラム」に参加したメンバーを中心に、地雷廃絶のための募金活動が始まっています。募金はこの3日間で6万円が集まったそう。地雷除去に必要なお金は1平方メートルあたり100円、このお金で約600平方メートルの地雷源が安全な土地になることになります。
※ピースボート地雷廃絶キャンペーン(P-MAC):1998年に発足したピースボートプロジェクト。地雷除去のための募金や、地雷問題を伝える「出前教室」などを行っている。これまでに約88万平方メートルの地雷源から地雷所除去、5つの小学校を建設した。 詳しくはこちら:ピースボート地雷廃絶キャンペーン
『運動会・チーム応援練習』
5月7日(木)/ティキバー
洋上での一大イベント・大運動会開催まであと1週間ほど。出身地別の、4つのチーム分けも決まり、応援合戦の練習や団旗の制作などが始まりました。こちらは、応援合戦の練習風景。こんなにバラバラで大丈夫なの?とちょっと心配になりましたが、「まだ始めたばかりだから。当日はバッチリ決めますよ」と、頼もしいお返事が。
『失われた2週間を取り戻せ! -今からはじめる「パレスチナ問題」-』
高橋和夫さん(放送大学教授、中東専門家)、光枝萌美(ピースボートスタッフ)
5月7日(木)/スターライトラウンジ
連続講座「フォーカス中東戦争」も始まり、ヨルダン寄港に向けて関連企画が多く催されている船内。しかし、時には講座を聞き逃してしまったり、他の企画の準備などで参加できないこともあるもの。そこで高橋和夫さんにもご協力いただき、「この2週間の企画の要点をまとめて、楽しく学べる」という企画が開催。内容はクイズ形式。ピースボートスタッフ・光枝も妙な帽子で気合い十分です。
「○×クイズ&クイズ解説」で企画は進みます。わからないことがあったら、その場でドンドン質問OK、とあって、参加者からは次々に手があがります。写真のように、真剣にメモを取る参加者も。できるだけ他の企画と重ならないようにと、夜遅い時間に開催した企画にもかかわらず、快く応じてくれた高橋さん、ありがとうございました!