Life Onboard

『レバノン -20年の内戦を超えて-』
ニザール・ガネムさん(レバノン・平和活動家/ピースボート国際奨学生)
5月6日(水)/ブロードウェイショールーム
今クルーズ注目のプログラムのひとつが「国際奨学生(International Students)プログラム(通称ISプログラム)。今回は、レバノン、エジプト、パレスチナなどのアラブ諸国で平和構築や、国際ネットワーキング活動を行っている若者たちが乗船し、船内講座や互いの国の文化や現状について学びあう企画を行います。
今日、講座に登場したのはレバノンから参加したニザール・ガネムさん。普段は、若者たちを対象に異文化対話をすすめる活動を続けています。今回の企画は、まずはレバノン初級編。レバノンの文化や自然、そして内戦の歴史についてお話しいただきました。
『あなたもこれで星空博士!?』
柳田昌宏(マジシャン) 5月6日(水)/ブロードウェイショールーム
プロマジシャンであるだけでなく、将棋や音楽、映画など幅広い分野に精通している柳田さん。今日はその「幅広い分野」の中から、天文学についての講座が行われました。建物も街の灯りもない洋上、晴れた夜には素晴らしい星空が広がります。こんな恵まれた環境にいるのだから「皆さん、デッキに寝そべってじっくり星を見てほしい」と柳田さんは言います。星や星座の見方に始まり、宇宙旅行の実現や、宇宙人の存在(!)まで、幅広い知識を活かした語りに、会場の皆さんも興味津々。しかも、今日は洋上から水瓶座流星群が見られる可能性が高い、というスペシャル情報も!
『宇宙散歩 -星空を見上げて-』
柳田昌宏(マジシャン) 5月6日(水)/屋上デッキ
柳田さんの講座を受けて、夜のデッキには水瓶座流星群を見ようと参加者が集まりました。星空の案内人はもちろん柳田さんです。そんな特別な夜だから、と特別に許可をいただき、普段は入ることのできない屋上デッキへ。星空よりも、ここから船首を見るロケーションに思わずシャッターを切ってしまいます。
あいにく、満月の日が近く、月明かりで明るい夜空。星はキレイに見えるのですが、流星群を、となるとちょっと難しいよう。柳田さんも「ちょっと明るいですね」と苦笑しながら、「月が沈む明け方に近い時間の方が、流星群もよく見えるでしょう」とアドバイスしてくれました。この話を聞いた何名かは、明け方もう一度デッキを訪れたそう。「バッチリ見えました!」と報告してくれました。旅はまだまだ前半。素晴らしい星空にもまた出会うことができるでしょう。