life onboard
『いのち・環境・平和・憲法九条を語る』
3月26日(木)/インターナショナルラウンジ
企画:水先案内人、池田香代子さん・鎌田實さん

 そのタイトルの通り、いのちや環境、平和についての語りで船内の大きな注目を集める、ふたりの水先案内人による対談企画。話題の切り口となったのは、かつてナチスドイツによって行われた、ユダヤ人への迫害や虐殺の歴史でした。ナチスの強制絶滅収容所から奇跡的に生還した著者の体験を綴った『夜と霧』の翻訳を手がけた池田さん、アウシュビッツやアンネ・フランクの隠れ家を何度も訪れているという鎌田さん。それぞれがこの「悲劇」から私たちが考えるべき、平和や戦争のない世界について語りました。
洋上のヒトコマ
3月26日(木)/デッキ

 昼下がり、水平線に現れたこの大きな雲。雲の真下が霧のように煙っているのがわかるでしょうか。そう、これはスコール雲。この雲の真下だけ、雨が降っているのです。船旅だから巡り会えた貴重な光景です。

 そして夕方には、ご覧のような幻想的な夕日が広がりました。水平線に太陽が沈んでからの数分間、刻々と変わる空の色に、たくさんの参加者が見入っていました。