希望のバラ「ICAN」~核兵器のない世界へ田頭さんのバラ「ICAN」核のない平和な世界を願って恵泉女学園と多摩市に贈呈サヘル・ローズさん「この娘を大切に育てます」広く報道されています関連リンクhttps://hibakushaglobal.net/2020/05/26/ican-roseピースボートおりづるプロジェクトのブログhttps://kawasakiakira.net/2020/05/20/icanrose/川崎哲のブログ(バラのスライド各種あり)https://vimeo.com/422736960ICAN Rose from Hiroshima (英語ビデオ)2020281326希望のバラ「ican」~核兵器のない世界へ田頭数蔵(たがしら・かずぞう)さんは今年91歳。75年前の8月6日の夕方、田頭さんは市内の爆心地近くに入り、多くの死体が重なり合うなかを通って自宅に帰りました。そのときに傷ついた人たちから助けを求められた様子を忘れられないと田頭さんは言います。弟さんを被爆により亡くした田頭さんは、しかし、その日の凄惨な体験を最近までご家族を含め人にはほとんど話すことができなかったそうです。戦後田頭さんは独学でバラの育種家となり、廿日市市で「広島バラ園」を営んでこられました。 2017年のICANノーベル平和賞受賞を知った田頭さんは「世界中の戦争体験を持たない若者が被爆者と同じ思いで核兵器をなくそうしていることがありがたい」と感じ、新作のバラをICAN(アイキャン)と名付けました。淡いピンクで次々と房咲きするこのバラは、世界の人々が集まって平和のために協力する姿を象徴しているかのようです。2019年1月に田頭さんからの連絡を受けたピースボートの川崎哲は、即座にICANの国際運営グループにこのことを報告しました。メンバーらは一同感激し、このバラにICANの名を使っていただくことはとてもありがたく、世界的な運動にとって大きな励みになると口々に歓迎しました。田頭さんのバラ「ICAN」の写真は、彼の思いと共に、ICANのSNSで世界中に広がりました。 同年4月、ピースボートの川崎哲、野口香澄、松村真澄の3名が、田頭さんの広島バラ園を訪ねました。ICANの小さな苗木がびっしりと育てられている様子を見学し、バラ作りがいかに繊細で忍耐を要するものかを学びました。田頭さん … 続きを読む 希望のバラ「ICAN」~核兵器のない世界へ
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