PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.215 8月31日号
先週のピースボート
第50回、コリア・ジャパン未来クルーズが長崎港に帰港
 8月27日、第50回ピースボート「コリア・ジャパン未来クルーズ」が15日間の船旅を終え、長崎港に帰港した。
 このクルーズは、50回目を迎えるピースボートの「節目」として企画され、ピースボート史上はじめて、韓国のNGO「環境財団」との共催クルーズとなった。参加者も日韓それぞれから募り、双方から250名強、あわせて530名の日韓市民が韓国、中国、沖縄、長崎を巡った。洋上では日韓の歴史認識の討論会や、双方の文化や日常生活を紹介しあう企画などが行われた。また寄港地でのツアーも、ピースボートと環境財団とでコーディネートし、日韓参加者が同じバスで各行程をまわった。中国での「南京大虐殺記念館」訪問や、沖縄の戦跡を巡る「沖縄戦検証ツアー」には特に注目が集まり、多くの市民が共に60年前の歴史を検証した。
 また、このクルーズには、核兵器の保有を表明している国・7ヶ国(米国、イギリス、フランス、ロシア、中国、インド、パキスタン)からの若者たちも乗船。彼らは自身の母国で、核廃絶のための活動をしている若者たちで、洋上で核兵器廃絶のために各国政府がとるべき「行動計画」を作成。8月29日に、長崎市長と外務省に提出した。
 この「行動計画」はこちらにも掲載している。


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