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●NO.65 12月25日号 |
先週のピースボート |
東ティモールでの「ピースボートボランティア」参加メンバーが報告会を開催
2000年8月からの第30回ピースボート「南十字星クルーズ」に参加し、寄港地のひとつ東ティモールで下船して、現地でのボランティア活動を続けていたピースボートスタッフ、小林聡(21)と菊地仁司(22)が12月中旬に帰国、去る23日に東京・高田馬場のピースボート事務局で報告会を開いた。
ひとつの寄港地に長期滞在して、現地NGOの活動などに参加しようという「ピースボートボランティア(PBV)」は、援助物資を船で届けるだけにとどまらない、もっと継続的なサポートを目指して、今年の春に立ち上がったプロジェクト。小林と菊地は、その「第一期生」の一員として、9月中旬から東ティモールで活動を続けていた。
報告会では、援助物資の分配や教会などでの設備整備、農作業の手伝いや農村調査など、現地での活動内容について報告した。会場には、過去乗船者を含む約100名が集まり、活発な質問がかわされた。
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今後のピースボート |
日付変更線で「世界で一番最初の新世紀」
現在、地球一周の途上にある第31回ピースボート・オリビア号は、27日にタヒチを出港し、まもなく太平洋上の日付変更線に到達、世界で一番早く「21世紀」を迎える。
日付変更線上では、いったん停止し、深夜を待ってカウントダウンを開始。そして、現地時間の0時と同時に変更線を西側へと進み、日本よりも4時間早く2001年を迎えることになっている。
昨年もピースボートでは、ほぼ同じ日程でのクルーズを実施、日付変更線上で2000年を迎えたが、今回はそれに加え、一足先に新世紀を迎える船上の様子を日本へ「同時中継」することを企画している。通信衛星インマルサットbを使い、インターネットを経由して、映像と音声で、船上とピースボートの東京事務局とをつなぐもので、船上でのカウントダウンの様子などを、そのまま日本で同時に見ることができる。
当日は、一般の見学も可能。詳しくは、ピースボート東京事務局までお問い合わせを。
なお、船上の初日の出の様子は、日本が夜明けを迎える直前に本ホームページに掲載される。
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