PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.61 11月27日号
先週のピースボート
ピースボートスタッフが長崎での「核兵器廃絶地球市民集会」に参加
 11月17日から11月20日までの3日間、長崎市内で開催された「核兵器廃絶地球市民集会」に、ピースボートスタッフの櫛渕万里、スミタ・マッリヤ、戸井田智美が参加、他NGOのメンバーらと意見交換をおこなった。
 これは、長崎市と、核廃絶をめざすNGOネットワーク「アボリッション2000」が中心となって開催された市民集会。地方自治体とNGOの共同開催による国際会議は、日本ではこれが初めてとなる。会場では、国内外から集ったNGOの活動報告などのほか、2日目には「核抑止論の克服」「非核地帯と核の傘」「NGOの役割」などのテーマでの分科会も開催。櫛渕は「平和教育・平和文化」に関しての分科会にパネラーとして参加し、ピースボートがクルーズで取り組んでいる平和教育活動について報告した。


今後のピースボート
ベトナム・ダナン青年連盟メンバーがピースボートを表敬訪問
 12月1日、ベトナム・ダナン青年連盟のグエン・トゥイ・チュエット副代表とトアン・トゥック・フックさんが、ピースボート表敬訪問のために来日する。
ピースボートは1994年以来、ダナンに8回寄港しており、青年連盟はその際に受け入れなどを担当している団体。メンバーの来日は今回が初めてとなる。チュエットさんとフックさんは、ピースボート事務局訪問などのスケジュールを終え、6日に帰国する予定。

モロッコ・カサブランカへ「先遣隊」を派遣
 第33回ピースボート「地球一周の船旅」でのモロッコ・カサブランカでの寄港に向け、ピースボートスタッフの高田康弘(39歳)、富士本英昭(26歳)が、12月6日から14日までの日程で現地入りする。
 カサブランカへの寄港は、1995年以来約6年ぶり。現在、地元NGOメンバーとの交流会のほか、サハラ砂漠を抜けて、世界遺産に登録されたカスバ(要塞)の町を訪れるツアーなどを企画している。

東ティモールでの「ピースボートボランティア」参加メンバーが報告会を開催
 現在、「ピースボートボランティア(PBV)」の一員として、東ティモールでボランティア活動に参加しているピースボートスタッフ2名が12月に帰国、以下の日程で報告会を開催する。
 ひとつの寄港地に長期滞在して、現地NGOの活動などに参加しようという「PBV」は、援助物資などを船で届けるだけにとどまらない、もっと継続的なサポートを目指して、今年から立ち上がったプロジェクト。その「第一期生」として、5名のスタッフが今年夏の「南十字星クルーズ」に参加、寄港地のひとつ東ティモールで下船して、市場調査、職業訓練学校運営、学校や教会施設の整備など、現地NGOの活動に参加していた(3名はすでに帰国)。

◆ピースボートボランティア現地報告会「東ティモールは熱かった。」
日時:12月23日(土) 14:00〜16:00
場所:ピースボート東京事務局(高田馬場駅下車徒歩7分)
参加費:500円(東ティモール援助基金に充てさせていただきます)
お問い合わせ:ピースボート東京事務局(担当:田中)

第29回ピースボート「アジア未来航海」乗船者が報告会を開催
 12月17日、第29回ピースボート「アジア未来航海」の乗船者による現地報告会「知ってるつもり!?北朝鮮(仮題)」が開催される。
 「アジア未来航海」は、今年8月に実施された、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪れるショートクルーズ。今回の報告会は、なかなか日本に情報が入ってこないこの国を訪れての体験や感想を、できるだけ多くの人たちに伝えていこうと、乗船者の有志らが企画したもの。クルーズに水先案内人として乗船した報道写真家の石川文洋さんも出席し、現地での体験を語る。

◆「知ってるつもり!? 北朝鮮」
日時:12月17日(日) 14:00〜17:00
場所:シチズンプラザAルーム(高田馬場駅より徒歩10分)
参加費:300円
お問い合わせ:ピースボート東京事務局(担当:櫛渕、中村)

ピースボート地球大学「ウォーミングアップ講座」開講中
 寄港地や船内での体験を通じて、実践的に「平和」を学ぼうという「ピースボート地球大学」が、第32回クルーズに向けて、連続国内講座を開講している。 参加費はいずれも500円。なお、ピースボート地球大学生・クルーズ乗船者以外も参加できるので、希望者はピースボート地球大学事務局(TEL:03-3363-7967、FAX:03-3363-7562、担当:中村/田所)まで問い合わせ・予約を。

◆第4回『南アフリカ・「虹の国」の現実』
日時:12月1(金)18:30〜20:30
会場:東京ウィメンズプラザ視聴覚室B
  (渋谷駅より徒歩10分、地下鉄表参道駅より徒歩5分)
講師:クリッシュ・マカドゥジ(駐日南アフリカ大使)
 現役の南ア駐日大使が、アパルトヘイト廃絶後、さまざまな肌の色の人たちがともに暮らす「虹の国」を目指す南アフリカの現状を語る。

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