PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.58 11月7日号
先週のピースボート
「映画撮影スタッフ募集」に応募が殺到
 ピースボートでは、来年1月に出航する第32回ピースボート「地球一周の船旅」船上において、撮影機材を持ち込み、3ヶ月の船旅そのものを舞台としたロードムービー「ON THE BOAT(仮題)」を製作する。
 これにあたり、10月中旬から撮影スタッフを募集したところ、10月末の〆切までに、120名以上の応募があった。現在、協力者である映画プロデューサーの古澤敏文氏を中心に、スタッフの選考をおこなっている。選ばれた撮影スタッフは、国内でのセミナーなどを受講後地球一周クルーズに乗船、3つのグループに分かれてそれぞれ作品を制作する予定。


今後のピースボート

ジャカルタでの東ティモール支援会議にピースボートスタッフを派遣
 11月9日・10日の2日間にわたって、インドネシア・ジャカルタで開かれる「東ティモール支援政策会議」に、ピースボートスタッフ2名が出席することになった。
 これは、日本外務省の主催により、在ジャカルタ日本大使館を中心に、東ティモールで活動するNGOを対象として開催されるもの。2日間、現在の東ティモールでのボランティア活動の現状や、今後日本はどのような支援を続けていけばよいかなどについて話し合う。ピースボートは、今年9月、「南十字星クルーズ」で東ティモール・ディリに寄港。農村訪問、UNTAET(国連東ティモール暫定統治機構)訪問、子どもたちとの交流などのプログラムを実施したほか、自転車、パソコン、楽器などの援助物資も現地NGOに寄贈した。また、5名のスタッフがそのまま東ティモールに残ってボランティア活動に参加、現在も2名が活動を続けている。今回の会議には、現地で活動中のスタッフ小林聡(22歳)のほか、東ティモール寄港を担当してきた山本隆(30歳)も出席する予定。

ピースボート地球大学「ウォーミングアップ講座」が開講
 寄港地や船内での体験を通じて、実践的に「平和」を学ぼうという「ピースボート地球大学」が、第32回クルーズに向けて、以下のスケジュールにて連続国内講座を開講する。  参加費はいずれも500円。なお、ピースボート地球大学生・クルーズ乗船者以外も参加できるので、希望者はピースボート地球大学事務局(TEL:03-2252-7561、担当:中村/田所)まで問い合わせ・予約を。

◆第1回 11月11日(土)14:00〜16:00
『君の知らない南米』
会場:シチズンプラザAルーム(高田馬場駅より徒歩7分、早稲田通り沿い)
講師:伊藤千尋(朝日新聞記者)」
朝日新聞中南米特派員をつとめた伊藤さんが、アルゼンチンで軍政時代に行方不明になった人たちの遺族が集う「五月広場の母たち」の話を中心に、南米諸国の現代史を語る。

◆第2回 11月19日(日)14:00〜16:00
『私たちが見た東ティモール』
会場:ピースボート東京事務局(高田馬場駅より徒歩7分)
報告:第30回ピースボート「南十字星クルーズ」地球大学生、UPA援助チームスタッフ
 今年9月、ピースボートが東ティモールに寄港したときの体験を、ビデオ映像を交えて報告する。

◆第3回 11月24日(金)19:00〜21:00
『核で平和はつくれるか!?』
会場:シチズンプラザDルーム(高田馬場駅より徒歩7分、早稲田通り沿い)
講師:アレン・ウェア(平和教育活動家)
世界でいち早く非核地帯条約を結んだニュージーランドの平和活動家に、核廃絶と平和に向けてのアクションを学ぶ。

◆第4回 12月1(金)18:30〜20:30
『南アフリカ・「虹の国」の現実』
会場:東京ウィメンズプラザ視聴覚室B(渋谷駅より徒歩10分、地下鉄表参道駅より徒歩5分)
講師:クリッシュ・マカドゥジ(駐日南アフリカ大使)
 現役の南ア駐日大使が、アパルトヘイト廃絶後、さまざまな肌の色の人たちがともに暮らす「虹の国」を目指す南アフリカの現状を語る。

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