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●NO.50 7月26日号 |
先週のピースボート |
第27回クルーズビデオが完成
第27回ピースボート「南回り地球一周の船旅」の記録ビデオが完成した。今年1月に東京・晴海港を出航、喜望峰とマゼラン海峡を超えて航海し、4月に帰港したクルーズの記録となる。各寄港地で行われたオプショナルツアーや船内生活の様子、参加者のインタビューなどが収録されている。
前・後編(各75分)の2本セットで、クルーズ参加者以外も購入可能。希望者は、ピースボート東京事務局(03-3363-7561)まで。
第27回ピースボート「南周り地球一周の船旅」記録ビデオ
前編(東京〜ブラジル)/後編(アルゼンチン〜東京)
価格:前・後編セット1万2000円(別売可、各6000円)
東ティモールへ第二次先遣隊が出発
ピースボートスタッフ4名が今月24日、東ティモールへ向け出発した。第30回ピースボート「南十字星クルーズ」の寄港地の1つである東ティモールへ先遣メンバーを送るのは、今年3月以来の2度目となる。
現地では、「独立国」として初の出場となるシドニー五輪に向けての準備が進んでおり、ピースボートでは、そのサポートを予定している。まず、参加が決定しているボクシング、テコンドー、女子マラソンの各種目の壮行式が、ピースボート入港に合わせて9月9日に開催される。また、同国の男子サッカーU-21代表チームを乗船招待し、同月20日に入港するオーストラリア・ブリスベンでサッカー一次予選の日本VSブラジルを観戦することも決定している。今回の第二次先遣隊派遣は、これらの最終的な打ち合わせなどが目的となる。また、ピースボート寄港後の3ヶ月間、同地に滞在しながらボランティア活動を行うスタッフ6名の派遣も決まっている。先遣メンバーは、8月4日に帰国する予定。
沖縄サミットにスタッフを派遣
ピースボートは、さる7月21〜22日に開催された沖縄サミットにおいて、NGOの立場から発言するために二名のスタッフを派遣した。同20日には、世界中から集まったNGO活動家たちとともに、嘉手納基地を人の手で包囲する「人間の鎖」に参加。また、翌21日からは、サミット会場のある名護市内のNGOブースを中心に、東アジアの平和と安定のためのアピール活動を繰り広げた。特に、第29回「アジア未来航海」で訪問する北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との国交回復の重要性とそれにともなう軍縮を訴え、CNNやABC、ロイターなどの海外メディアからも多くの取材を受けた。メンバーの一人、櫛渕万里は23日に帰京し、沖縄での成果を携えて、翌24日から再び北朝鮮へと向かった。7月29日の帰国予定。
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今後のピースボート |
雪印に「東ティモールに粉ミルクを!」要請へ
6月27日にピースボート水先案内人の河内家菊水丸さんが、6月の食中毒事件に揺れる雪印乳業大阪本社をたずね、「東ティモールの子どもたちに粉ミルクを提供してやってもらえまへんか?」という要請をすることが、25日までに決まった。河内音頭の新聞詠みとして知られる菊水丸さんは、8月31日に神戸を出航する第30回ピースボートにおいて、東ティモールを訪問することが決まっており、現地の子どもたちの栄養状況が劣悪な状態にあることを聞きつけ、今回の行動を思い立ったという。
この行動に同行するピースボートスタッフは、「ぜったいに安全な粉ミルクを新らしく作ってもらって、東ティモールに届けたい。そうすることで、傷ついた雪印のイメージも確実にアップするはず」と期待を寄せている。
アカプルコでプロレス興行開催へ
現在航海中の第28回地球一周クルーズにおいて寄港するアカプルコで、プロレス興行をピースボートが主催することが決まった。同地に入港する7月28日の夜7時(現地時間)から市内の会場を借り切ってプロレス学校「闘龍門」の選手たちが出場する大会を予定している。「闘龍門」は、日本の人気プロレスラー、ウルティモ・ドラゴン選手が主宰する団体で、メキシコ流プロレスの「ルチャ・リブレ」として、現地でも高い人気を誇っている。
ピースボートでは、第26回地球一周で同地に寄港した際にも自主興行を持っており、今回が二回目の大会となる。ピースボート参加者以外のアカプルコ市民も入場可能。
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