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●NO.36 4月4日号 |
先週のピースボート |
地球大学開校イベント 満員の大盛況
4月2日(日)14時より、東京ウイメンズプラザ(東京・青山)にて、ピースボート地球大学の開校記念イベント「いのちのことは地球に学べ」が開催され、会場満員の約300名の観客を集めた。ピースボートでこれまで訪れた各地の映像をスライドで紹介したのち、ボスニアから招いたヤスナ・バスティッチ(ジャーナリスト)さんに、ピースボート地球大学の共同学長のひとり、筑紫哲也さんがインタビューするかたちで、「紛争解決のための平和的方法はなにか」をテーマに対談が進められた。つぎにもうひとりの共同学長、灰谷健次郎さんが心と身体を通してどのようにして世界を知ることができるか、わかりやすく語った。
ピースボート参加者がスリランカ戦災孤児支援ボランティアに
昨年10月に東京を出港したピースボート「北回り地球一周」は、11月1日にスリラ ンカのコロンボに寄港、オプショナルツアーのひとつとして、郊外にある戦災孤児施
設「子どもの家」(ラマー・ニワサ)を訪ねた。ここにはシンハラ人とタミル人の民族紛争に巻き込まれて両親をなくした子どもたちが収容され、自立をめざすプロジェクトが進められている。このツアーに参加した竹井亜由子さん(25歳・東京都)は、
この訪問をきっかけとして、5月20日より、同施設に日本語教師ボランティアとして着任することになった。これは水先案内人としてピースボートに乗船していたスリランカ戦災孤児支援グループの澁谷利雄さんの仲介で実現したもの。今秋には2001年度派遣のボランティアも募集する予定。
ピースボートボランティアセンター横浜開局時間延長のお知らせ
これまで週に2回(火、水)のみの活動だったボランティアセンター横浜が、週に5 日オープンすることになった。新しい開局時間は、毎週火曜日〜土曜日。12時〜20
時。ただし水曜日は17時まで。
※ピースボートボランティアセンター横浜
〒220 横浜市西区平沼1-31-6 長田ビル1F
TEL: 045-290-4760 FAX: 045-290-4761
(相鉄線平沼駅より徒歩7分)
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今後のピースボート |
「世界を見る前に、日本を知ろう」 地球大学国内講座はじまる
4月2日の地球大学開校イベントを受けて、4月14日より国内講座が開始される。日 程は以下の通り。この国内講座は地球一周クルーズに申し込んでいない人でも参加で
きる。会場は第2回を除いてすべてシニアワーク東京(JR・地下鉄飯田橋)の第2セミ ナー室にて。地球大学生、クルーズ参加者は受講無料。一般の方は一講座500円。要予約。
第1回 「国連をとおして見える日本の素顔・大国の素顔」 河辺一郎(国連研究者)
第2回 「ニッポンエクスポージャー〜新大久保で日本の外国を味わう」
第3回 「子どもの事件から日本人がみえる」 伊藤芳朗(弁護士)
第4回 「日本を取り巻く安全保障〜アメリカがアジアを守る!?」 田岡俊次(朝日新聞編集委員)
ボスニア出身ジャーナリスト ヤスナ・バスティッチが報告するコソボ最新事情
昨年3月のNATO空爆、それに続く民族浄化と世界中に衝撃をあたえたコソボ紛争。 日本では最近あまり報道されなくなったが、現地ではいまだ軍事衝突がつづくなど、
いまだ平和が訪れているとはいえない状況である。昨年、ベオグラードでの空爆体験 をルポルタージュし、今年は3月26日まで、コソボ現地で取材をおこなっていたヤス
ナさんが、マスメディアが伝えてこなかった現場の事実を語り、世界に向けて発信さ れなければならない真実について話し合います。
「コソボ最新報告」〜NATO空爆から1年〜
報告 ヤスナ・バスティッチ
日時 4月9日(日)17:30〜19:00
場所 早稲田奉仕園 レセプションホール
参加費 500円
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