PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.7  7月5日号
先週のピースボート
ピースボート2000年クルーズ「南回り地球一周」 本日よりキャンセル待ちに
 ピースボート企画、来春1月に出航する「南回り地球一周クルーズ」が先週末をもって満席となり、本日より全クラス、キャンセル待ちとすることになった。これは昨日7月4日(日)、中野サンプラザ(東京都中野区)でピースボート旅行説明会が開かれ、総申込者数が定員の650名を越えたため。なお、「北回り地球一周クルーズ」も申込総数が500名を越えており、今月中には満席となると予想される。

クルーズ準備のため、エルサルバドルに先遣隊出発 (7月4日)
 7月4日(日)、ピースボートスタッフの吉岡達也、井上誠、アナ・アルカラスが、今年の12月に「北回り地球一周クルーズ」で訪問する予定のエルサルバドルに向けて出発した。現地NGOとの交流会、スタディツアー、観光オプショナルツアーなど、エルサルバドル滞在中に実施するさまざまなプログラムの準備が目的。
 また、7月10日からはエクアドルのガラパゴス諸島に下見に出かける。「地球一周クルーズ」のオプショナルツアーの一つとして検討中。なお、3名は7月17日に帰国予定。

先週行われたピースボートセミナー
7月3日(土) 「朝鮮半島と日本の非核化への道」 川崎哲(ピースデポ・スタッフ)
14時から、新宿リサイクル活動センター(東京都新宿区)にて。世界の核廃絶の動きと、ガイドライン法と関連した日本の対応について解説。東アジアの非核化をすすめるために何をすべきかを考えた。約25名来場。
7月3日(土) 「なぜ? 路上へこぼれ落ちる子どもたち」 下郷さとみ(フリーライター)
 18時から、シチズンプラザ(東京都新宿区)にて。ブラジルのリオでストリートチルドレンの救援活動を続けてきた下郷さんが、スライドを交えながら、社会状況から、子どもたちの生き生きとした姿まで、やさしく語った。約25名来場。

「マパニケ調査団」派遣決定 内海愛子、石田甚太郎さんらとともに
 7月4日(日)、13時30分から、シニアワーク東京(東京都新宿区)にて、報告会「フィリピン・マパニケ村で起きたこと」が行われ、約40名が集まった。報告会の後半では、今後の調査計画について話し合われ、新たに3名が現地調査のボランティアとして加わることになった。
 7月23日〜28日にかけて行われる、現地調査に参加するメンバーは、内海愛子さん(恵泉女学園大学教授)、石田甚太郎さん(作家)を含め、10名が決定した。マパニケ村での聞き取り調査のほか、フィリピン大学での公文書の検索、ビデオによる記録などもおこなう。なお、調査結果はブックレットとして出版する計画もある。

地球一周スライド上映会
 7月4日(日)、13時30分より、東京都中野区勤労福祉会館にて開催された。ピースボートの地球一周クルーズに申し込んでいる人たちを中心に約50名が集まった。ピースボート専属カメラマンである牛島有がこれまでピースボート乗船中に撮りためたスライドに地球一周への期待をふくらませていた。なお、今週末の7月10日(土)には大阪でも開催される(ハービスPLAZAにて、18時30分より)。

ピースボート横浜ボランティアセンター いよいよオープン
 7月5日(月)、ピースボートのボランティアスタッフが集うスペースが、横浜駅西口に正式オープンした。東京、大阪の事務局ならびに福岡のボランティアセンターに続いて、全国で4番目のピースボートの拠点として活動を開始する。

※ピースボート・ボランティアスタッフセンター横浜
 神奈川県横浜市西区北幸2-11-2 横浜ミツウロコビル506
  (横浜駅西口徒歩3分、横浜ボウルの横)
 Tel. 045-317-7990


今後のピースボート
ピースボートの「非核化NGO交流団」 今夏北朝鮮へ
 5月にオランダで開かれたハーグ国際平和市民会議で話し合われた、「北東アジアの非核化」をすすめていくための、市民レベルの交流プロジェクトのひとつとして、ピースボートが組織した「北東アジア非核化NGO交流団」が、8月上旬に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問することに決まった。北朝鮮の受け入れは朝鮮反核平和委員会で、平壌での「原爆写真展」開催、北東アジアの非核化に向けての準備会議、朝鮮人被爆者との対話などがプログラムとしてあがっている。北朝鮮側は、南北朝鮮サッカー大会観戦を提案している。訪問地は、平壌および平壌郊外、板門店、開城を予定している。約1週間の滞在。訪朝メンバーは約10名。北京あるいはウラジオストック経由の飛行機を利用する。

大学の授業でピースボートの活動紹介
 7月7日(水)、湘南工科大学(神奈川県藤沢市)のボランティア論(担当講師・田坂さつき)の授業で、ピースボートの活動、とくに国際協力、海外支援プロジェクトについて、ピースボートスタッフの有田えり子(24歳)が講義することになった。午前9時からの1年生を対象とした一般教養の授業で、ピースボートの「地雷撤去キャンペーン」や「エリトリア支援プロジェクト」などについて、ビデオなどを交えながら、紹介する予定。

ピースボートセミナー 「スリランカの大衆音楽と民族問題」 渋谷利雄(和光大学教授)
7月10日(土) 18:00〜 シチズンプラザ2F C室 参加費:500円
フィールドワークをつづけてきた渋谷さんが、大衆文化を軸にしてスリランカを語ります。
ワン・コリア・セミナー (ONE KOREA SEMINAR)
 ニッポンのお隣にあっても、まだまだ遠い国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。2002年にはW杯を共催し、若者たちどうしの交流もますます深まる日韓。日常生活からスポーツや政治、はたまた軍事面までともに語りあって学んでみませんか? ピースボートでは二人のスペシャリストを招いてセミナーを開催。

●第2回「NGOによる北朝鮮への人道支援」 講師:熊岡路矢(日本国際ボランティアセンター代表)
 7月17日(土) 14:00〜16:00 参加費: 500円
 会場:シチズンプラザAホール(東京・JR高田馬場駅、早稲田口徒歩6分)
 職業訓練指導員などを経て、82年から日本国際ボランティアセンター(JVC)で活動を開始された熊岡路矢(くまおか・みちや)さん。カンボジア、ベトナムなどの現地で活躍されて、95年からはJVCの代表に。北朝鮮での大水害以来、現地の子どもたちを支援するためのコメ支援など人道支援を展開されている熊岡さんに「なぜ北朝鮮を支援するのか」という素朴なギモンをぶつけてみよう。欧米のNGOともネットワークをもつ、日本NGO界の第一人者の声を直接に聞くチャンスです。

キューバ、ブラジルのボランティア体験希望者を募集中
 ピースボートの寄港地としても熱狂的な人気を誇るキューバとブラジルでボランティア体験してみようという特別プログラムの参加者を募集開始。これは下記の日程で現地を訪れ、キューバでは「農作業体験ボランティア」、ブラジルでは「ストリートチルドレン施設ボランティア」を体験してみようというもの。いずれもピースボートが企画し、現地の民間団体との協力体制で日本の多くの若者を現地に招く。NGO活動の有無や経験、語学力は問わないので、だれもが気軽に参加できるようになっているのも特徴だ。
●キューバ(ハバナ)へ行こう
 期間:7月15日〜8月7日(24日間)
 費用:349,000円(往復代金、宿泊費、食費などを含む)
 締切:6月30日(水)
●ブラジル(リオデジャネイロ)へ
 期間:8月27日〜9月14日(19日間)
 費用:349,000円(往復代金、宿泊費、食費など含む)
 締切:7月30日(金)

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