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●NO.6 6月29日号 |
先週のピースボート |
ピースボート2000年クルーズ「南回り地球一周」 いよいよ満席となる
現在、ピースボートが企画している二つのクルーズのうち、来春1月に出航する「南回り地球一周」がほぼ満席となり、今週末をもって新規申し込みはキャンセル待ちとなることが決まった。今年3月の募集開始以来、今月28日(月)をもって総申込者数が630名となり、今週末までに定員の650名となることが確実となったため。この不況時に破格とはいえ、最低でも98万円が必要な地球一周クルーズに申し込みした人びとのプロフィールはつぎのとおり。
男女比:女性62%、男性38%。年齢構成:10代11%、20代33%、30〜40代12%、50代10%、60代23%、70歳以上11%。都道府県別:東京都148名、神奈川県83名、千葉県49名、大阪府48名、埼玉県44名。
なお、10月出航の「北回りクルーズ」については、申込み総数が500名で、南回りに比べて若年層がかなり多い(30歳未満が56%)ことから、高価なクラスを中心に若干の残席がある。
土井たか子社民党党首がピースボート事務局へ (6月25日)
ハーグ平和会議の会場で、ピースボートと同席した、土井たか子社民党党首が、6月25日(金)18時30分頃、ピースボート東京事務局を訪問。「ハーグでピースボートの若者の行動力にとても感心したので、一度その本部を訪れてみたかった」とのこと。約50名のピースボートスタッフと2時間あまりにわたって 質疑応答をおこなった。
ピースボートセミナー「サッカーから見たクロアチアとユーゴスラビア」開催 (6月26日)
旧ユーゴのサッカーチームを描いた『廃墟からのW杯』の著者、元ピースボートスタッフの金丸知好さんが今秋、ピースボートでも訪問するクロアチアについて、サッカーをめぐる視点から語ったセミナー。6月26日(土)18時からピースボート東京事務局でおこなわれた。約15名が来場。このセミナーはピースボート参加者以外でも、誰でも参加可能。
反核NGOのセミナーでハーグ平和市民会議帰国報告 (大阪・6月25日)
6月25日(金)18時半より、「ノー・ニュークス・アジア・フォーラム」関西の主催でおこなわれた、連続講座「アジアン・ナイト」(第2回)で、先月オランダで開かれたハーグ平和市民会議に参加したピースボート・スタッフ、喜多彩さん(20歳)が帰国報告をおこなった。会場となったアピオ大阪(大阪市)には、約15名が参加。
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今後のピースボート |
横浜にピースボート・ボランティアセンター開設
横浜で活動するピースボートのボランティアスタッフが集うスペースが、横浜駅西口に開設されることが決まった。今週末の7月3日(土)までに本格開業を目ざす。東京、大阪の事務局ならびに福岡のボランティアセンターに続いて、全国で4番目のピースボートの拠点となる。
住所は下記のとおり。電話番号は未定。
※ピースボート・ボランティアセンター横浜
神奈川県横浜市西区北幸2-11-2-506
(横浜駅西口徒歩3分、横浜ボウルの横)
「なぜ? 路上へこぼれ落ちる子どもたち」 下郷さとみ(フリーライター)
7月3日(土) 18:00〜 シチズンプラザ2F C室 参加費:500円
ブラジルのスラムで活動してきた下郷さんが南米の大国の光と陰を語る。
「スリランカの大衆音楽と民族問題」 渋谷利雄(和光大学教授)
7月10日(土) 18:00〜 シチズンプラザ2F C室 参加費:500円
フィールドワークをつづけてきた渋谷さんが、大衆文化を軸にしてスリランカを語ります。
ワン・コリア・セミナー (ONE KOREA SEMINAR)
ニッポンのお隣にあっても、まだまだ遠い国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。2002年にはW杯を共催し、若者たちどうしの交流もますます深まる日韓。日常生活からスポーツや政治、はたまた軍事面までともに語りあって学んでみませんか? ピースボートでは二人のスペシャリストを招いてセミナーを開催。
●「朝鮮半島と日本の非核化への道」 講師:川崎哲(ピースデポ・スタッフ)
7月3日(土) 14:00〜16:00 参加費:500円
会場:新宿リサイクル活動センター(東京・JR高田馬場駅、戸山口徒歩1分)
日本で初めて誕生した「市民の手による平和のためのシンクタンク」がピースデポ。平和資料協同組合とも呼ばれるNGOで、調査や研究、情報活動を行っています。その中心メンバーとして活躍されている川崎哲(かわさき・あきら)さんに、東アジアの非核地帯化という大きなテーマを中心に語っていただきます。「NGO界の知恵袋」の異名もあって、今年5月のハーグ平和国際会議でも大活躍された川崎さんのお話はきっとあなたの眼のウロコをはがしてくれることでしょう。
●「NGOによる北朝鮮への人道支援」 講師:熊岡路矢(日本国際ボランティアセンター代表)
7月17日(土) 14:00〜16:00 参加費: 500円
会場:シチズンプラザAホール(東京・JR高田馬場駅、早稲田口徒歩6分)
職業訓練指導員などを経て、82年から日本国際ボランティアセンター(JVC)で活動を開始された熊岡路矢(くまおか・みちや)さん。カンボジア、ベトナムなどの現地で活躍されて、95年からはJVCの代表に。北朝鮮での大水害以来、現地の子どもたちを支援するためのコメ支援など人道支援を展開されている熊岡さんに「なぜ北朝鮮を支援するのか」という素朴なギモンをぶつけてみよう。欧米のNGOともネットワークをもつ、日本NGO界の第一人者の声を直接に聞くチャンスです。
報告会「フィリピン・マパニケ村で起きたこと」 〜戦時下の集団レイプ事件を考える〜
7月4日(日) 13:30〜16:30 シニアワーク東京・地下1階講堂 (飯田橋駅東口下車、ホテルエドモンド隣)
講師: 内海愛子 (恵泉女学園大学教授)、石田甚太郎 (作家) 報告: ピースボート「ハルモニ・ロラ」チーム
参加費: 500円 協賛: 週刊金曜日、ピースボート「ハルモニ・ロラ」チーム、カトリック東京正義と平和委員会
ピースボートで1997年夏にフィリピンのルソン島・マパニケ村を訪問したさい、村のロラ(おばあさん)たちから、第2次大戦中、旧日本軍が村の住民を大量虐殺、強姦したという証言を聞いた。昨年9月にその報告会をおこなったが、今回はそのパート2として、その後のロラたちや村の様子をレポートする。そして、戦後補償の提訴準備もふくめ、わたしたちに何ができるのかを討議する予定。
さらに、7月24日〜28日に内海愛子、石田甚太郎を中心に「マパニケ調査団」を現地に派遣。より詳細な被害者からの聞き取りと公文書の発掘をおこなう予定。現在、調査団員のボランティアを募集中。
ピースボート専属カメラマンの地球一周上映会
95年からピースボートの専属カメラマンとして世界中を巡っている牛島有(うしじま・ゆう。30歳)が、これまで撮りためたスライドの数々を上映する。ベトナム、キューバ、エリトリアといった未知の国を含めた現地に暮らす人々の表情がたいへん印象的だ。彼の写真、とくに子どもたちの暮らしを映し出した写真は、ピースボートのオフィシャル・カードやカレンダーなどにもなっており、ピースボートの船旅のイメージがよく分かる。上映会後は、カメラマンによる写真教室もある。入場無料。
東京会場 7月4日(日) 13:30〜15:30 中野区勤労福祉会館(中野駅南口徒歩5分)
大阪会場 7月10日(土) 18:30〜20:00 ハービスPLAZA 3F(大阪駅桜橋口徒歩5分)
キューバ、ブラジルのボランティア体験希望者の募集開始
ピースボートの寄港地としても熱狂的な人気を誇るキューバとブラジルでボランティア体験してみようという特別プログラムの参加者を募集開始。これは下記の日程で現地を訪れ、キューバでは「農作業体験ボランティア」、ブラジルでは「ストリートチルドレン施設ボランティア」を体験してみようというもの。いずれもピースボートが企画し、現地の民間団体との協力体制で日本の多くの若者を現地に招く。NGO活動の有無や経験、語学力は問わないので、だれもが気軽に参加できるようになっているのも特徴だ。
●キューバ(ハバナ)へ行こう
期間:7月15日〜8月7日(24日間)
費用:349,000円(往復代金、宿泊費、食費などを含む)
締切:6月30日(水)
●ブラジル(リオデジャネイロ)へ
期間:8月27日〜9月14日(19日間)
費用:349,000円(往復代金、宿泊費、食費など含む)
締切:7月30日(金)
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