PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.4  6月14日号
先週のピースボート
福岡にピースボート・ボランティアスタッフの拠点ができる
 九州でもピースボートのボランティア活動をという熱い声に応えて、福岡の博多にボランティアセンターを開設。6月14日(月)にオープンした。初日には福岡在住のスタッフ、ピースボートの参加者をはじめ約20人が集まった。6月26日(土)には「開局記念パーティー」を予定している。14時から新事務所にて。会費は500円。手作り料理を楽しみながら、ピースボート「地球一周の船旅」の記録ビデオを鑑賞する。
 連絡先は以下のとおり。

※ピースボート・ボランティア・スタッフ・センター(VSC)福岡
 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3-10-26 スコーレ博多604号
  (JR博多駅博多口より徒歩10分)
  TEL: 092-434-4777 FAX: 092-434-4778
  センターのオープン時間は10時から20時まで。月曜休業。

ピースボートセミナーが週末の恒例企画に
 週末の恒例企画になったピースボートセミナー。先週末の6月12日(土)はフリージャーナリストの金子貴一さんによる「シシカバブーレベルのエジプト旅行」。会場のシチズンプラザ会議室(東京・高田馬場)には約40名が集まった。

香港「天安門十周年集会」参加 返還直前のマカオもあわせて取材
 6月4日(金)20時から、香港のビクトリアパークで開催された「六四天安門事件追悼燭光集会」にピースボート共同代表の高田康弘(38歳)が参加。十周年という節目でもあり、また天候にも恵まれ、公園をいっぱいに埋め尽くす約7万人の香港市民が集まった。ステージに設置された巨大なスクリーンには、在米の民主活動家の王丹からのメッセージが同時中継で映し出され、参加者の熱い声援を浴びていた。
 集会の最後に、香港大学学生会の陳恵慈さんが、天安門事件をテーマにしたモニュメント「恥辱の塔」を香港大学のキャンパス内に立てようと呼びかけ。深夜3時頃、学生ら約50人が見守るなか、学生会館前の広場に設置された。
 翌5日、マカオで海外から民主派活動家が集まって「一国両制研究会」と題した国際会議を開催。米国、フランス、香港などから、約40名が参集。米国から王丹と魏京生を招聘する予定だったが、マカオ入境のビザが発給されなかったとのこと。当初、マカオ中心街のホテルを会場としていたが、政府当局の圧力により、移動を余儀なくされ、最終的に町外れの教会で開催された。

今年の「新ラテンアメリカ映画国際フェスティバル」(キューバ)にピースボートが協賛
 毎年12月初旬にキューバのハバナで開催される「新ラテンアメリカ映画国際フェスティバル」が今年で第21回目となる。ちょうど12月6日、7日にハバナを訪れるピースボートでは、在日本キューバ大使館と協力して、寄港日にあわせて日本映画上映会を開催するよう企画をはじめた。同フェスティバルにはこれまでフランシス・コッポラ、ハリー・ベラフォンテなど映画関係者が出席しており、日本からは山田洋二監督が参加したこともある。キューバ大使館関係者からは北野たけしを招聘できないかという提案もでている。


今後のピースボート
ピースボートセミナー2000
「アフリカンリズム・平和のリズム」(仮題) 津田政明 (NGO・ピースウェイブ)
6月19日(土) 18:00〜 シチズンプラザ2F C室 参加費:500円
 音楽を通じて紛争の和解を呼びかけている津田さんが、アフリカの音楽と未来について話す。

「サッカーから見たクロアチアとユーゴスラビア」 金丸知好 (自由文筆業)
6月26日(土) 18:00〜 ピースボート東京事務局 参加費:500円
 旧ユーゴを描いた「廃墟からのW杯」の著者が語るバルカン半島の今。

「なぜ? 路上へこぼれ落ちる子どもたち」 下郷さとみ(フリーライター)
7月3日(土) 18:00〜 シチズンプラザ2F C室 参加費:500円
 ブラジルのスラムで活動してきた下郷さんが南米の大国の光と陰を語る。

キューバ、ブラジルのボランティア体験希望者の募集開始
 ピースボートの寄港地としても熱狂的な人気を誇るキューバとブラジルでボランティア体験してみようという特別プログラムの参加者を募集開始。これは下記の日程で現地を訪れ、キューバでは「農作業体験ボランティア」、ブラジルでは「ストリートチルドレン施設ボランティア」を体験してみようというもの。いずれもピースボートが企画し、現地の民間団体との協力体制で日本の多くの若者を現地に招く。NGO活動の有無や経験、語学力は問わないので、だれもが気軽に参加できるようになっているのも特徴だ。
●キューバ(ハバナ)へ行こう
 期間:7月15日〜8月7日(24日間)
 費用:349,000円(往復代金、宿泊費、食費などを含む)
 締切:6月30日(水)
●ブラジル(リオデジャネイロ)へ
 期間:8月27日〜9月14日(19日間)
 費用:349,000円(往復代金、宿泊費、食費など含む)
 締切:7月30日(金)

ONE KOREA SEMINAR (ワンコリア・セミナー)
 ニッポンのお隣にあっても、まだまだ遠い国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。2002年にはW杯を共催し、若者たちどうしの交流もますます深まる日韓。日常生活からスポーツや政治、はたまた軍事面までともに語りあって学んでみませんか? ピースボートでは二人のスペシャリストを招いてセミナーを開催。

●「朝鮮半島と日本の非核化への道」 講師:川崎哲(ピースデポ・スタッフ)
7月3日(土) 14:00〜16:00 参加費:500円
会場:新宿リサイクル活動センター(東京・JR高田馬場駅、戸山口徒歩1分)
 日本で初めて誕生した「市民の手による平和のためのシンクタンク」がピースデポ。平和資料協同組合とも呼ばれるNGOで、調査や研究、情報活動を行っています。その中心メンバーとして活躍されている川崎哲(かわさき・あきら)さんに、東アジアの非核地帯化という大きなテーマを中心に語っていただきます。「NGO界の知恵袋」の異名もあって、今年5月のハーグ平和国際会議でも大活躍された川崎さんのお話はきっとあなたの眼のウロコをはがしてくれることでしょう。

●「NGOによる北朝鮮への人道支援」 講師:熊岡路夫(日本国際ボランティアセンター代表)
7月17日(土) 14:00〜16:00 参加費: 500円
会場:シチズンプラザAホール(東京・JR高田馬場駅、早稲田口徒歩6分)
 職業訓練指導員などを経て、82年から日本国際ボランティアセンター(JVC)で活動を開始された熊岡路夫(くまおか・みちや)さん。カンボジア、ベトナムなどの現地で活躍されて、95年からはJVCの代表に。北朝鮮での大水害以来、現地の子どもたちを支援するためのコメ支援など人道支援を展開されている熊岡さんに「なぜ北朝鮮を支援するのか」という素朴なギモンをぶつけてみよう。欧米のNGOともネットワークをもつ、日本NGO界の第一人者の声を直接に聞くチャンスです。

ハーグ平和会議の報告会を開催
 ピースボートが参加したハーグ国際平和会議の報告会を東京・西早稲田の日本キリスト教会館にて行う。5月にオランダ・ハーグにて行われた国際会議には、ピースボートから総勢80名が参加し、憲法9条の理念を国際的に活用するための運動や、エリトリアとエチオピアの和平会談を独自に設定するなどした。この様子を伝えるための報告会で、ピースデポ代表の梅林宏道さんも参加予定。
 6月20日(日)14:00〜16:30 会場:日本キリスト教会館6F 会費:500円

お問い合わせ:ピースボート野平晋作(のひら・しんさく)
電話 03-3363-7561  ファクス 03-3363-7562

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