ピースボートの「お米プロジェクト」もいよいよ3年目に突入!3年目の田植えは6月3〜4日、10〜11日の計4日間で、総勢50名が参加しました。参加者は、ピースボートのボランティアスタッフをはじめ、過去にピースボートクルーズに参加された方、このウェブサイトでプロジェクトを知った方などさまざま。大自然の中での田植え合宿をレポート! |
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名張に到着後、さっそく私たちの田んぼへ。まずは、お米プロジェクトでずーっとお世話になっている生方くんがお手本を披露してくれました。さすが、慣れた手つきと素晴らしいスピードで苗を植えていきます。
生方くん曰く、コツは苗の縦の列をまっすぐにすること。これが曲がってしまうと、稲刈りの時に苦労することになるとか。うまくできるかな?? |
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田んぼに足を踏み入れてみると…想像以上に動きづらい。最初は転ばないようにおっかなびっくりのへっぴり腰に。でも、慣れてくると、素足を囲む田んぼの泥の冷たさとなめらかさが何とも気持ちいいんです。だんだんスピードも上がってくるのが自分でもわかって、面白い! |
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今回は白米だけでなく、黒米の田植えにもチャレンジ。黒米の苗は、その名前の通り(?)通常の苗より少し黒みがかっているんですよ。
写真は黒米について説明してくれたオディさん。このオディさんと、このプロジェクトの監修者でもある伊藤伝一さんが育てた苗をひとつひとつ丁寧に植えていきます。田植え中にはどこからともなく「早くお米できないかなぁ…」の声が。確かに。お米作りには手間と時間がかかるのです。 |
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そして前回からやっている、再生紙マルチ農法の進化形(?)、「布マルチ農法」にもトライ。大きなロール状の綿布を田んぼに敷いていきます。この綿布には、苗になる前=お米の種が入っていて、ここから育っていくんです。上手く行けば2週間ほどで芽が出てくるとか。 |
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田植え終了!! 普段の生活では体験することのない田植え作業を終えて、参加メンバー全員、本当にいい笑顔してました。もちろんこの後は、昨年名張で取れた美味しいお米を堪能。
私たちの食卓に欠かすことの出来ないお米。そのお米が「できるまで」の行程を肌で感じる4日間となりました。今から、秋風に揺れる稲穂を見る日が楽しみです。 (小阪純子) |
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